ブルードラムの筏釣り ~中国広東
VS エサ釣りなどその他すでに2週間がたってしまいましたが清明節の釣行です
ヨーさんが奥さんの実家についていくというので僕もついていきました
初日は海のイカダ釣りへ
正直タックルもないし、イカダ釣りは4年前に50人の釣り客の中で、
唯一僕だけがスベった上に竿も折れたというイタい目にあってますのでトラウマが...
しかしシーバスも釣れる「らしい」というヨーさんの説得に負けてOKを
こんな船で出かけます
結構広いしベンチがついてます(釣りにはジャマ)
出船したと思ったら船頭のイケスでなぜか休憩
ここでなぜか2時間、いいかげんイライラしてきました
しかしこの男はメゲずに竿を出す、釣り師の鏡です
僕もジグヘッドを落としてみましたが、深い上にイカダ固定のロープが多すぎてギブアップ
イケスの内にはみごとな黒鯛がウヨウヨ泳いでました
何度イケスの内へ落としたろかと思ったことか...
いいかげん帰りたくなってきたころに飯が出てきました
魚肉団子にうどんいれただけのシンプルなもの、気温30度で鍋物とはなんとも...
しかし外で食べるメシってうまい!こんなものでも格別うまい!機嫌を直しました
ようやく船頭が船を出し、遠くへ行くかと思いきや
こんなイカダ集積所の通り道みたいな所で船を固定
「え?ここがポイントなの?」と二人して驚きました
僕はルアーでなんとか..と思いきや
イカダを固定するロープが何本も横切っているのがすぐ分かり完全に断念
船頭は2メートルほどのグラスソリッドロッドに八卦リールと呼ばれる手巻き式のリール
しなりが利き折れないロッドに「巻く、出す」を全て指でコントロールするもの
このタックル、中国の釣具屋でよく見ますが、こういう所で使うんですね!
ヨーさんに筏タックルを借りました、エサはエビです
とはいえ、底にしか魚がいないため流れに負けない重いオモリをつけて、
底に固定してひたすら待つ釣りですので工夫しようがないのですが
着いてしばらくして船頭が釣る
55センチくらいです。何だろ?
レッドドラムにそっくりですが黒点がなく、背は青みがかかった全体的にシルバーの体色
この魚、青鱸と彼らは呼ぶのですが中国のサイトでもほとんど記述が出てこない
こちらの地方で呼ばれる名称なんでしょうね
こういう事はよくあるので、僕独自の?検索方法で調べてみたところ、
おそらくホンニベ(中国名は米魚)ではないかなと
また、ニベの別称は「ブルードラム」なんだそうで、おそらくこのあたりではないでしょうか
船頭がまた釣りました
右上に見えているのが彼の使う魚の切り身
このポイントの魚はイケスにまかれたエサのおこぼれを食べに来ているため
エビのような活きエサはダメで、イケスで撒く魚の切り身でないとダメなのとか
それ聞いちゃうと、テンションがあがりにくいポイントではありますが
魚の切り身に換えて、ヨーさんにきた!
60くらいのブルードラム(とりあえずこう呼びますね)
引きもありそうでしたが、とにかくロープが多いので、筏竿では厳しいだろうなと
僕はルアーロッドをブッコミに変えて狙います
アタリは単純、いきなり竿が持ち上がるので誰でもわかります
その後、僕の筏ロッドにもヒットしたのですが、
柔らかすぎてコントロールできずロープに巻かれて切れちゃいました
結局僕はボウズでした...
釣果です、アベレージは50くらい
ヨーさんの三匹を除いて他はみな船頭の釣果
「オレのこの下は魚道になってるからな、釣れるんだよ」とドヤ顔の船頭
「....」
同じエサで沈めて待つだけの釣りにたいした差は出ないはずなのに、
やけに船頭のいるトモ側だけアタリが集中してましたので、そういう事かと納得
うーん、わかってるなら普通そういうポジションは釣り客にやらすんじゃないか?
中国の船頭ってこんなのばっかりな気がするのは僕だけでないはず
釣れなかったのは僕のウデがないからですが
こんな釣りをさせられて次の客が来るんでしょうかね?
船頭の釣った魚もくれましたが、
「次は別の所でやろうな」と言うヨーさんの言葉がそれを物語っているように思えました
遊んでくれた(僕は「遊ばれた」のほうですが)魚たちとヨーさんに感謝です
次は翌日のダムでの雑魚釣りです
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海でエサ釣りもするの?
VS エサ釣りなどその他アフィから突然連絡があり
「ボートエギングの予定だったけど、ボートエギング+魚釣りにしないか」との事
出発前で突然言われてもちょっと困るのですが、魚も釣ってみたい
「何が釣れるの?」と聞くと
「良く分からないけど、ナンヨウチヌ、ハタ、フォーフィンガースレッドフィン、サバとか?」
「とか?」
「いや俺も良く知らないんだ、行ったことない所だし」
「とにかく魚自体は大きくなくて500グラム級中心で、冷凍エビのえさで釣るらしい」
「船の船頭が薦めてくれて、それいいなって」
「3時ころ出港で、暗くなるまでエギングやって、夜は魚ね」
半ば強引に決まりました
エサ釣りの準備も前知識もないまま、とりあえず道具をそろえてみます
(どうみたってとりあえずの釣りしかできんな...)
もう一日あれば買い揃えたりできますが、時間的にもうムリです
「使用するハリとハリスの号数と水深とか教えて」
「いや、適当で。水深は30あるらしいよ」
(適当?それじゃ準備ができない...)
「まぁエギングがメインだから適当にでいいよ、仕掛けなかったら貸すし」とアフィ
釣る気あんのかいな...
とりあえず、ナンヨウチヌ20-30センチを標準に、以前買ってあったチヌ針で、
これもエギング用に使っていたフロロを使って針とハリスを結んで仕掛けを作ります
どのサイズの釣り針がよいかぜんぜん分からないので、持っている全ての号数で
それぞれ2本ずつ作ります
港まで行っていたら仕掛けを作る時間などありません
とりあえずハリスだけは先に準備しておかないと
リーダー結束のノーネームノットを覚えるのにかなりかかったのに、
針を結ぶ外掛け結びや内掛け結びはすぐに出来ます
日本にいるころ散々作ったヘラブナやコイの仕掛けの要領をいまだ体が覚えています
(しまった、瞬間接着剤がない...)
結束後の接着固定ができません、大物がきたり緩んだらほどけるかも
フロロなので硬くてなおさら心配です
(ケミホタルもないぞ)
(オモリも3つしかない)
(このオモリも30メートル水深をちゃんと落とせる重さじゃないし)
(アフィはエギはやるけど、魚については今までほとんど話をしなかったけど大丈夫か...)
まぁこんな手探り不安な状態ですがなんとかやってみましょう
エサ釣りに関しては自信なし、期待はしないでください
実はもうひとつ、僕にはかなり大きな不安要素があるのですが
それはまた釣行後に
深センで真鯛ねらいも・・・
VS エサ釣りなどその他春節の日本帰国時、これまで釣った魚の写真や釣り場の様子をいろんな人に見せて回ったたところ、一様に「すごい」という反応が多いのですが、釣り経験者の反応は厳しく、
「なんだ管釣りかぁ、天然じゃないのか」が大半
よくよく考えてみたら場所はほとんど養殖も兼ねている管理池
他に釣り場がないのはしょうがないが、日本からみたらガッカリか・・・
そんなこんなで春節前に行った天然フィールドの釣りを
<1月中旬 深セン南奥(さんずいに奥)>
ねらいはエビでマダイ
シーズン前で1日1匹あればOKという情報だがマダイにあこがれ、はるばる深セン奥まで
釣具屋にはマダイやチヌ、シーバスの釣果写真も貼られ、気分は高まります
船というよりはボートに乗り出港
ポイントにつくとエサの活きエビをつけてぶっこみ
待つ、待つ、待つ、待つ・・・
最近はルアーばかりやってたのでこれがじれったい
自分も同船者らもてんでアタリがない
意外に活きエビが動くのが発見だった
6時間やって釣れたのは外道のゴンズイだけ
この日は20ほど船がでていたが、どこもあがらなかったらしく
エサ釣りで大敗北をやらかしてしまいましたが不思議と後悔はなく、
静かにアタリを待っているのもまた楽し
本シーズンは春とか、またチャレンジしたいですね
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プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
メールアドレス
tairiku55@■mail.com(■をgにおきかえてください)
≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
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