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中国で釣り!!中国釣熱大陸

中国でヘタな釣りを楽しむ僕の記録。 出会った魚、ルアーや釣具紹介、釣行記など

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70cmオーバー!やっと出世できた - 香港おかっぱりシーバス



仕事が急に入り苦心の末香港で仕事処理を終え、一泊するため再び出撃です

友人と食事後、leftyhamaさんと連絡をとりオレセンへ
leftyhamaさんは後ほど合流ということで一旦帰宅
僕は1時前到着、買ったばかりのアジ用ジグヘッドでワーム投入


一投目から釣れました

2、3匹釣って、酔いを醒ますため近くのベンチで仮眠
3時ころ目が覚めると酔いは覚めてました


間もなく船舶下から一匹、タモ枠からすると40くらい
音がしないようアルカリシャッドを使い船に当てて直下に落としフォールで

キワではなくセンターでもアタリがあったので、ビーフリーズを湾中央へ
いつもどおりちょっと巻いて潜らせてからデッドスローで数巻きのところでゴーンとヒット
「あ、これデカいぞ」
と思った瞬間、強く長いストロークでドラグが出て行きます

マイロッドのトラギアネクストリームぶち曲がり、というより「へ」の字になっちゃって(汗)
やっぱり6本継ぎモバイルロッドはこういうとき限界かな...
主導権どうこうより港の下への突進をかわすので精一杯

なんとか寄せて弱らせると、様子をみたおっちゃんたちが寄ってきます
広東語で「助けてやる、タモ貸せ」と言ってるような感じです
いやむしろ、すくいたがってるようにみえます
大丈夫かいな?と思いましたが渡しました

魚が顔を出しかけたそのとき、いきなりネットを魚に向け「かぶせる」ように発射

「危ねっ!!」
(こんにゃろー、バラさせるつもりか)

「下から下から!」と中国語と手まねで伝えるとようやく下からタモを
(ぐ、尻尾からすくいに行ってるし...まあいいか)
尻尾からタモが来ているのでちょっと無理して反転させ、なんとかネットイン

(ふーっ)
と安心したのもつかの間
今度はおっちゃんがなぜかタモを垂直に高々と持ち上げます

「あ、やめて折れる!」
という声もむなしく、タモの枠の根元がボキンと...落下はなんとかセーフ
ホント心臓に悪い...


73cm、上に転がってるのは折れたタモ(泣)
いろいろあったので喜ぶタイミングを逸失

その後はネットなしでしたので投げやすい場所をえらび2匹キャッチ
(今のロッドでは40超えたら抜けないです)


27-8cmのチビちゃん。ビーフリーズからポロリと落ちましたが踊り場だったのでセーフ


こいつは35くらい。暴れに暴れましたがカエシが踏ん張ったというところでしょうか

この日の釣績は5ヒット4キャッチ
バーブレス撤回の効果かどうか、バラシをほとんどしなかったのがうれしい点


長かった...
4月に初めて訪れたここで51cmを釣ってから数ヶ月
なかなかでかいサイズが出ずに苦戦しましたが、あきらめずに続けてよかった...

厳しい試練を与え続けてくれた香港の海と
相手をしてくれたシーバス君たちに大感謝!!



.......そのころ、leftyhamaさんは自宅でぐっすりだったそうです


.

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自信喪失でバーブレス撤回 - 夜釣りその1



「何回バラシたら気がすむんだ、このドヘタが!!」

午前5時のオレセン、6回目のヒットをを水面付近の反転でバラし、いまだノーキャッチ
キャッチできない自己嫌悪で思わずタックルをオレセンのタイルにたたきつけてました

マツ君と別れ、まず着いたのはオレトン
常連トミー君と合流しようと埠頭につくと
「ハーイ、2匹掛けたけどライン切れてにげられたよ」と明るく登場


しばらく二人で並んで釣ります

足元でヒットも埠頭下に突っ込まれ、はいつくばりラインを足元のフジツボから必死で守ります
(頼むから切れるな~このルアーはロストしたくない)

「僕は今日2回切られてるからなんとか上げて仇をとってよ」と笑いながらトミー君
数分の奮闘もむなしく、コンという感触のあとルアーだけが戻ってきました

------------
トミー君と別れ、ひとりオレセンへ
数メートルの風が正面から吹きかなりの寒さで休日なのに釣り人ゼロ
ここで4回もバラして自信喪失状態に

「もうバーブレスやめるか...」
これまで魚のためと安全のため、天然シーバスでもカエシをつぶして使用してましたが
想像以上に暴れるのと、夜釣りでは魚の状態が見えず対応も遅れるのでバラシが多すぎ
ずっとメモをつけてますが、今のところキャッチ率3割程度、正直ギブアップです


明るくなるころようやく30ちょいのシーバスをキャッチ
小さかったのとバレが怖くて問答無用の鬼のゴリ巻きで寄せて一気に抜きあげました

シーバス君達ごめん、これからはカエシ有りでやらせてもらいます
もう少し上達したら、またバーブレスに戻そうと決めました


そうそう、こんな楽しいハプニングも


ボラの群れから小さめのルアーで釣れたのは、トレバリー(ロウニンアジ)の子供
GTの幼いやつですね

体も口も小さいので手持ちルアーでもなかなか掛からないですが
アワセないで完全に乗るまで巻き続けると、簡単に釣れてくれます


朝には別のところでもう少し大きい30cm弱のものが釣れました
この魚、引きが格別です、5~60cmクラスのシーバスと勘違いしました

海ってのはいろいろハプニングがあって楽しいものです
いつも飽きない結果を与えてくれる海と
釣れてくれた魚達に、感謝です


その後仕事のトラブルや寝過ごしもあり、香港滞在を延長
二日目の釣行で僕はなんとか自信を取り戻すことに成功します

翌日釣行「70cmオーバー、やっと出世できた」へいく
.

マズメ狙いも本命は出会えず



ルアーも届き、早速香港へ
友人と中華料理をとレストランへ入って会計でビックリの値段
香港ドルの手持ち少なく、しかたなく近くのオレトンへ
22時ころでしたがエサ釣り師、ルアーマンも数名

街中と違い海辺はかなりの風と寒さ、水温は13.2度の小潮
ビールを飲んでいたので一気にさめて寒さがこたえます
届いたばかりのルアーをひとつひとつ修正したりしていると、後ろから声が

いつもここへ来ている常連のトミー君でした
彼は友人と夕方からきてすでに数匹あげたとか

僕の持つ背負い式ネットに興味があるようでカチカチやりながら見たり、
「テンチョーはスゲーよ、オレセンで17匹挙げたんだって、マジ尊敬」
彼はいつもさらさらっと流して、釣れるところを重点的に攻めているようです
「また今度来るときは電話してよ」と明るく笑いながら帰っていきました

あまりに寒いので僕も地下鉄で一時撤収


寒いと人でごった返す繁華街もこのとおり閑散と
一度宿に戻ると前日の疲れもあって寒い外にでる気力が失せてしまい、就寝


4時に再び起床し夜間バスに乗車

戻ってきましたがエサ師も残っていて、空いた所を見つけて投げると一投目でいきなりヒットも、30cmくらいのチーバス君でエラ洗いでいとも簡単にバレました
その後は動きなく、少し明るくなってきたところでバリッドにヒット
いい加減もういいでしょというくらい暴れ、最後は壁に自分から頭をぶつけて気絶しネットイン


目が赤く光ってましたのでバラマンディかと思いましたが
あげてみるとターポンでちょっと残念
蘇生しないためエサ師にプレゼント、かわりに写真を撮ってくれました

明るくなってからは客船が入ってきて人も多いため
少しはなれたところで昨日できなかった分のルアーとエギの改良具合をテストして引き上げました

徹夜と違い寝ているので元気です
ひさしぶりにスクランブルエッグセットを食べようと澳洲牛奶公司の店に行くも


なんじゃこの行列は!そこまでの店だったのか!

いつも徹夜でやって翌日使い物になりませんでしたが、
今後はこんなマズメ狙いでもいいかな、という新しい可能性を感じました
翌日エギングなんかも出来そうですし(笑)


釣れてくれた魚と交流してくれたトミー君に感謝


.

新しい釣り場を下見



おかっぱりエギングをするため早朝に現地到着
渡し舟のおばちゃんに電話するも「今日は風が強すぎ、渡せない」の一言
(この程度の風で?)と外海のほうを見ると崖にあたる白波がかなり高いようです
これが自然です、しょうがない
ただでは戻りたくないので今まで気になっていた場所を回りました


バスを途中下車し山道を下ると


いきなりドンとひらけた場所、水がきれいで景色最高


釣りしていたおじさんに聞くと、イカならブッコミの外道でコウイカがたまに釣れる
夏場にはキスやボラ、他にも小物が釣れて家族連れ客も多いとか
確かに下は一面の砂地、初夏のキスシーズンに来て見たいものです

銀行で手続きをすませるため出発
銀行で3時間もかかり(えらい列なんですよこれがまた)、もう一ヶ所いきたかったポイントへ


おおッ、予想よりデカい
(イケるかも...)かけよって壁を見ます


やった...空洞じゃない、ケーソン(でもなく積み上げ式のような?)だ
これなら魚も内側に逃げられず壁外を回遊せざるを得ない

街灯あり、手すりなし、水深もたっぷりある、そして広い
つまり夢にまで見た岸ジギ、落とし込みなどがついにできるということ!
(魚がいればですけどね)
風と波が強くて小魚は確認できないものの、イガイ、フジツボっぽいのもついていい感じ

ぶっこみ釣りのおっちゃんに何が釣れるか聞くと
ボラ、フォーフィンガースレッドフィン、マルコバン、ガルーパ、マングローブジャック、サバ、
アイゴ、キビレ、海鱸、今日の釣果はボラ一匹


昨年秋から始めて釣れる感覚がわかってきた港湾ストラクチャー狙いのシーバス
釣れるからしょうがないですが、ホントはもうちょっと違う釣り方でもやってみたい...
できたら上海でやったようなデイでのシーバスを釣れる場所を見つけたいのです
これからは少しずつ夜以外のアプローチの釣行も増やして行こうと考えてます

しばらく釣れないと思いますが、まぁ長い目で見てください


.

香港年末釣行その3 - 釣り納め&釣り始め!



最終戦
31日の大晦日はもちろん年越しの釣りです
年内目標にしていたシーバス匹数まであと0.5匹(30cmに満たないものを0.5匹として)

今回は港さんも加わり、これにへっちーさん、ルーサーさんも合流する予定
誰が年明け一匹目を釣るか、虎視眈々とチャンスをうかがいます

睡眠を5時間とり、夕方にバイブさんマツ君と合流、港さんとも河川にて合流も
今回は香港中がお祭り中のような様子です


河川ではボイルなし
いつもアタる排水溝にもアタックしますが
マツ君「誰もいませんね」アタリすらなし

食事の後、オレトンへ
埠頭近くではドでかい爆音でメタル的なバンド演奏をガンガン
「この重低音は水中までくるなぁ」と港さん、確かにこれはキビシい


こんなライブをポイントの数十メートル先でやられてました

アイスティーを飲んでから腹の調子が良くなく、行ったトイレから戻ろうとすると、
埠頭までの道で突然警官に職務質問され、通してもらえません
背中に背負ったネットを危険物とみなされたか...
(まずい、もうすぐ0時、アタリすらないぞ)

再び腹の調子が悪くなり、トイレに並んでいるとカウントダウンの声がどこからともなく
「ハッピーニューイヤー!!!」の声をトイレの列で迎えてしまった...

その後全員埠頭を締め出され、3時ころになると警官も人も若干減り再び埠頭へ
相変わらず爆音ライブは行われているので釣れないかと思いきや

バイブさんがゲット

相変わらず小さいのが不満そう(十分でかいよ...)

続いて港さん

埠頭でなにかゴソゴソしてるなと思ったらこの太いのをかけてました
お見事!


マツ君はなんとドラム
なぜまた貴重なのを釣るんだキミは...

やがて夜明け近くになり、この場所だと初日の出が見れないとオレセンへ移動
そこには3時から入っていたleftyhamaさんの姿も


初めて見たへっちーさんのこのスタイル
ヘチ竿使うときはめちゃくちゃ寡黙で別人です


leftyhamaさんのロッドワークみてると手品のようです
よくもまぁあんな軽いものを遠くに..


マイポイントを攻めてるバイブさん


やれやれ、誰も初日の出みる気なさそうですね


深セン組の良心であるルーサーさんと笑いながら、初日の出らしきものを見ることできました
みなさんの分までお祈りしておきましたよ!
今年もたくさん釣らせてくださいって (僕中心にね!

オレセンは前日のカウントダウンで群集が捨てたテープが
大量に海中に浮かんでいて拾ってしまうためルアーも役に立たず、あきらめ
最後はみなで今年の抱負など語りながら終了となりました


こうして12年最後、13年最初の僕の釣りはノーバイトの丸ボウズで終了
シーバス目標匹数は0.5匹足りずで未達成、残念ですが、13年また一から修行です!

今年は
おかっぱりからキロオーバーのアオリイカを釣る
オープンエリアでのシーバスを狙う(できればデイで、上海の時のように)
クララを釣ること
遠征釣行2回以上する
未経験釣り場を10以上経験する

を目標に釣りをしていこうと考えています


そうそう、「誰が今年最初の釣果をあげたか」を忘れてましたね
結果は、へっちーさんの「ゴンズイ」でした
10匹以上釣ったらしいです


2012年、遊んでくれた魚たちと、共に釣りが楽しめた仲間たちに、大感謝です
今年もどうぞよろしくお願いします!




.


香港年末釣行その2 - 徹夜小隊の極寒釣行



昼のキムケン号ボートエギングから少しの休憩を挟み
今度はシーバス釣りでオレトンへ
そこにはすでに別の吹きさらしのポイントで修行してきたバイブさんが到着していました

ついた瞬間から寒いのなんのって
水温11.7度まで低下、しばらくやってますが、手が冷たくて時々こすりながら
バイトはあったものの、なかなか釣れません

そのうちなぜか一緒に飲んでいたというleftyhamaさん、へっちーさんが視察応援で到着
徹夜で釣りする僕らもそうですが、この二人も相当な釣りバカです(笑)

僕はテクトロで流しながら二人を追います

二人から少し離れたので、追いつかねばと歩きに加速をかけた瞬間、ヒット
テクトロではけっこうバラすので慎重に寄せてleftyhamaさんがヘルプランディング


37センチの小型(ここんとここればっかり)
港さん直伝、遠近錯覚撮影法でサイズアップ(へっちーさん、ちょっと遠いよ)

二人に追いつくためスピードをあげたその変化か、もしくは加速でアワセがカウンター入りしたか
いずれにしても二人のおかげで釣れた一匹です、感謝感謝!
(そのころ、マツ君はでかいシーバスをバラしてました)

マツ君は毎回ツキがなく、これまで何度もバラシを経験
黙々と投げているその姿に再びヒットが訪れます

再びleftyhamaさんがヘルプランディング
マツ君の初シーバスだと思いきや、なんとマングローブジャック

マツ君は悔しがってますが、これかなり貴重

そしてバイブさんの粘りの一匹
なんかタモに入れて持ってきたなと思っていたら、「ゲッ、デカい」

63センチの見事な一本


このあと再びマツさんが初シーバスゲット!


水位が低くなってきたので今度はオレセンへ移動
ところがあまりに寒いので我々のテンションはかなり低め

しばらく回って二人のところへ戻ってみると、こんな姿に


ピクリともしないので何をしてるかと思えば、
あまりに寒いので床のライトに座って尻で暖を取っていた訳です
なにかお祈りしてるのかと思いましたよ僕は(笑)

僕は寒さには強いほうですが動いてないと厳しいので無理やり釣り再開始


なんとか40cm弱の奇形シーバスをゲット
シリテンバゲットを使ってかなり投げ込んだ先で釣れました


かなりの寒さで朝を向え、帰宿となりました
バイトも多く、3人のバラシも数度、活性は高かったようですね

今回2匹だったので、残りのカウントは0.5匹
あとは年越し釣行を残すのみ
0.5匹、つまり30センチ切るシーバスを釣っても目標数に達します

「ここんとこ夜はハズしてないし、まぁいけるだろ...」


釣りとはわからんものです、翌31日大晦日は試練の日となりました


遊んでくれた魚たちに感謝です

.

もっているヤツ、もってないヤツ



忘年会後の釣行が終了後、マツさんは先に広州へ帰ります
バイブさんとちょっと新しいポイントでも見に行きますか~と軽く近くの港へ
ここは以前僕がアイゴに刺されたトラウマポイントです

10時過ぎ、だだっぴろいランニングコース付随の海岸
まず釣れることはないので、昼ごはんの店に近いこのあたりで時間でもつぶしましょうと軽く
準備だけして、かなり行きたくなっていたトイレへ行こうかと立ち上がったとき
バイブさんの大声が

「きたきたきた!」
なんのこっちゃとバイブさんを見ると、竿が大きく曲がってます

(ウソだろ?!こんなところで?)
駆けつけるとちょうどシーバスがエラ洗い、50は確実に超えている魚体です
寄せてきて、最後の力で足元にグッともぐりこまれたと思った瞬間「ブチッ」と

ク~ッ惜しい!
どうも足元のコンクリにやられたようでした
バイブさん再び投入を見ながら、僕はとりあえずトイレへ向おうと離れます

「またきた、またきた!」
再び戻ろうとすると、すぐバレたようで悔しがってます

「またきた!」
すぐバレてしまうものの、なんと4投連続バイト
しかしその後は二人で投げてもバイトなく、しばらく周辺で投げてみましたがかすりもしませんでした
この時間この場所でバレたとはいえ4連投ヒット

(う~ん、この漢(おとこ)、なにか持ってるな)
先月のロウニンアジといい、天性のモノを持っているとしか思えません
また可能性を広げてくれました
うまいつけ麺を食べて解散

----


翌日朝、僕ひとりでオレセンへ
ここ2回はここでの朝マズメにバイトが集中していることから朝だけを狙います

障害物キワを丁寧に投げていくもバイトなく
2時間ほどして通勤者がたくさん出てきたので終了しようとしたとき
使っていたバリッドが泳ぐ付近で、棒切れのようなものが水面から顔を出すのが見えました
次の瞬間、強烈な引き

感触からシーバスではないことは分かりましたが水面に出てきた姿をみてビックリ
90cmくらいのぶっといヤガラ、でかいんじゃなくて、長いのです


↑こんなのがヤガラです

ネットを落として取り込みを試みますが、クチバシ?が長すぎてまったく入りません
クチバシの一番前にかかっているのでネット奥へ誘導もできないのです

どうしたものかと思案していると、隣や後ろに大量の見物人がいることに気がつきました
すぐ後ろを通っていた出勤中の香港人たちが集まってきてしまったのです
ざっと見、30~40人 (大汗)

ヤガラって香港でもめずらしく、その姿は十分目を引きます
口々になにか言いながら写メをとっている人も...

(こ、こりゃとんだことになったな...)
すぐそばで手釣りしていたおっちゃんが、身振り手振りで引き抜けと言います

(引き抜くったってこう人だかりができてたら...)
と思っていたら、ヤガラをあげると約束したからか、おっちゃんが壁よりから人をどかせてくれます
手すり込みで約5mの高さ、クチバシにワンフックだけかかった90cmの太ったヤガラをあげられるか...


抜きあげ準備OK
このギャラリーの中でこいつを捕獲できたら間違いなくヒーロー!、いくぜ!


完全にノッてきたおっちゃんが手をあげて、なぜか英語で合図します

「スターン・ダーップ!」
(ん?起立するのか?)
と一瞬かすめましたがごぼう抜き開始

勢いをつけ急速上昇! 50cm - 1m! - 2m!! - 3m!! -あと少し!


ポロッ


魚を失って宙高く舞い上がったバリッド70のクリアカラーホログラム
青い空にはえて美しいんです、これがまた

(国のかあちゃんは元気してるかな..親不孝でごめん...)
ちょっと素直になれました


「アーイヤー」40人近くがいっせいにため息
がっくりとひざをついた僕の背中のほうから、数人が写メをとる音が聞こえます

(クッ、ツイッターに投稿ですかい、せいぜいフォロワーを増やしてくれ...)
(ここであがらないのが僕がなにももっていない証拠、バイブさんなら上がってた..)


魚をプレゼントできなかったおっちゃんが近づいてきて、また英語で励ましてくれます

「ナイストライ、ナイストライ!」
(あ、ありがと...)

「ノー・プロブレム、ユー・キャン・フライ!」
(そーか、僕だって飛べるんだ... ん?)



こうして目標匹数達成へ意気込んだデイシーバスもあえなく空振り
カウント数を2.5匹から減らせないまま、決戦は年末の最終釣行へと持ち越しになったのでした



遊んでくれた魚たちと、助けてくれたおっちゃんに感謝


.

忘年会とシーバス釣行



今回はシンセンでいつもお世話になっているへっちーさん主催の忘年会へ参加です
※写真アップしたいんですが、似顔絵アバターが追いつかない...

港さん以下総勢10名ほど、長安からGUN監督、香港からはleftyhamaさんも駆けつけ
各地から集まっての盛り上がった忘年会となりました
話題は釣り一色、釣りしない人が来たら、確実に5分で帰りたくなるほど濃すぎる内容でした(笑)

23時過ぎ、宴たけなわでありましたが、僕、バイブさん、マツさんは香港へ向け徹夜釣行へ出発
エギングイベントを翌日に控えるキムケンさんも途中退席
残られたメンバーも、大半が翌日には5時発でクララ狙いへ出発

この集まりのよいところは、それぞれがめいめいに自分の釣りを目指すところです
スタイルも対象魚も違うけれど、それぞれが開拓精神にあふれ、お互いに情報交換しあう
合流させていただいて、今までと違う世界が広がりました

今回もほとんどお会いしたことないかたばかりでしたが
いろんな話が聞けて最高の時間をすごせました
今年一番の収穫です

お会いできた皆さん、
手配に奔走していただいたへっちーさん
皆さんが出会うきっかけを作ってくださり、まとめていただいた港さん
本当に感謝しております
来年もまたどうぞよろしくお願いします!!



釣行についてはちょっと駆け足で

0時過ぎ香港のゲートを通過、1時半、まずは港へ到着
小潮、水温17.6度、水面にベイトはいるものの潮は動きなく、風強し


ついて早々、バイブさんがバラクーダ捕獲


しばらくして壁際のシェードクロス部分で僕が42cmを

この後バイブさんとマツさんも各1匹ずつバラシ
僕もテクトロでバラすなど、さすが天然シーバス、よくバレてくれます

3時半ごろ、オレセンへ移動
また風が強くなっていてかなり冷えます
香港ルアーマンがいたので情報交換、彼らの話では今年は型が小さいらしいです

今回は小潮で動きはほとんど期待できません
最初は流した感じで、前回アタリが急増したマズメを待ちます

明るくなり、通行人もぼちぼち、明るささえあれば、コントロールもでき大胆に狙えます
突起物の下をピンポイントでスローに狙うためワームへ交換
ここで今日イチのドンピシャで着水


「ゴゴン」という感触から釣れたのは42センチくらいのきれいな魚体

「やっとソフトルアーで狙いにいって釣れた」これまでなかなかソフトルアーに結果がでなかったので、うれしさ百倍

バイブさんはアジをゲット、通行者も増えてきたのでとりあえずこれにて終了


シーバス目標数、カウントは残り2.5匹


忘年会にてお会いできたみなさんと
釣れてくれた魚たちに、感謝



この後と翌日朝の釣行は次回投稿します
.

プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。

可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
メールアドレス
tairiku55@■mail.com(■をgにおきかえてください)
≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
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