不眠釣行、香港ルアー&エギ
VS シーバス*今回は出会い、釣行が多すぎるという幸せすぎる釣行でした、内容多いのでちょっと駆け足で
今回はいよいよバイブさんとの釣行です
前日から釣行したバイブさん、釣果以上のイベントがあったとか!?
まさにハプニング・マシーン
タイミングは大潮、クリスマスイルミネーションも華やかな香港へ共同出撃です
19時過ぎ最初の釣り場、港さん紹介の河川へ
22.1度、川面は波ひとつない状態、やがてボイルを発見
しばらく二人で釣りますがダメ
これさえ攻略できたら...
ボイルも消えたので両岸に別れ、ランガン
僕は排水溝付近でショートバイト連続、6cm以下のルアーが無く、
最後はワームを排水溝にブチ込んでお子ちゃまサイズを一匹
正体はこの子たちだったようです
20cmあるかないか..これも1匹?いや0.5匹でカウントということで
バイブさん側にはボイルが起きていたようで、ボイル付近で見事35cmクラスを1匹
3時間ほどで次のフェリー港へ移動
バイブさん障害物付近で再びキャッチ
分かれてましたが再び合流
バイブさんが足元からシーバスが出てくることを発見
こいつに見事koumeを食わせてキャッチ
40cmクラスのきれいな魚体
足元に出てくるシーバスに食わせたのをはじめて見ました、お見事!
それを見ていた周りのエサ釣師たちもあわててルアーをセットして投げ始めたのには笑いました
ラストは恒例の、オレセンへ3時過ぎに到着
今回はこないと言っていたleftyhamaさんもすでに現地でフライロッドを振られています
メールやりとりはあったものの、お会いするのは初めて
その卓越した理論と観察眼は勉強になります
状態はド干潮、こんなに引いてるのは見たことありません
バイブさんはマズメまで寝るとベンチで横に
僕は埠頭キワを狙うべく外へ
今回は水位が低すぎて10-15m手前になるとミノーが腹を見せてしまいます
6時、まだ暗いのですがようやくX-80にヒット
自分が横へ走って壁から離す事には成功するも、ランディングでネットを背中からくぐらせてはずす際にテンションを緩めてしまったようでスッポ抜けたようなバラシでガックリ
こういうアホなバラシはやめたいものです
7時、潮が上げに入ったからか明るくなってきたからか急にバイトが増え始めます
計3回、フッキングはしなかったもののテンションはあがります
船の作る流れがうまい具合に流れ、中華ルアーが壁に流れたところでヒット
こいつもすかさず横に移動して壁から離して、今度は無事キャッチ
42、3くらいでしょうか
なんとかまともなのが釣れてくれました
この後すぐバイブさん、leftyhamaさんと合流
そこにはキムケンさんも駆けつけていました
leftyhamaさんはフライでアジを、キムケンさん2匹のシーバス
こちらは前の晩からやっているというのに5時過ぎから来て2匹...さすが
今回は全員で7匹のシーバスが出ましたがいずれもサイズが出ませんでした
そのあとはビールを飲みながら釣り談義
leftyhamaさんは初めてお会いしましたが釣りへの造詣深く、いろいろと勉強になりました
キムケンさん、バイブさんの二人もあちこちで経験をしているので学ぶこと多く大収穫
同時刻にクララ狩りをしていたあの名人二人は、さぞかしクシャミが止まらなかったのでは(笑)
解散と思いきやなんとここからエギングです (汗)
ミニボートを借りる予定が全部出てしまっており
急遽渡し舟でのおかっぱりへ
めちゃくちゃ久しぶりのエギングで、エギもキムケンさんに借りての釣行
さすがのキムケンさん、いきなり2匹を釣り上げ貫禄を見せてくれます
僕はというとしばらくは竿を振るも、やがて記憶が飛び飛びに
エギが近くまで来ているのにシャクって飛び出してきたり
フォールを5分していたり(つまり記憶が飛んでいたと)
ついには限界を超えて、スナップを付け替えなきゃとはさみを出したところでご就寝
30時間以上起きてふんばるも、マツさんのようにはいかないお年頃の僕でした
二人に起こされて終了、デイエギングで初めてのボウズでしたが、気持ちよく寝れました
悔いなし
今回はボートがなかったというハプニングでしたが
この場所は良さそうです
さすがキムケンさん、いい場所を開拓してます
次回はぜひミニボートでチャレンジしてみたいものです
年内目標匹数まであと4.5匹
釣れてくれた魚に感謝と
一緒に遊んでくれたバイブさん、leftyhamaさん、
新しいポイントを紹介していただいたキムケンさん
お疲れ様でした
港さんにもポイントの詳細をいただき、夜でも問題なく釣行できました
みなさん、またご一緒しましょう!
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香港ナイトシーバス2日目 ~なんとか釣れた夜
VS シーバス前日2匹釣れた釣行時とは一転、今夜はえらい風です
前夜徹夜釣行から昼間は仕事の電話が入って睡眠に失敗、3時間しか眠れず
しかし釣り場を前に撤退は許されません
先に新しい場所のポートエリアへ
これは釣れそうです
が、風が強く遊びに来てる人も多いので投げるのはかなり危険
ぶつけてはいけないので次回へという事ですぐ撤収
そして再び、オレセンへ
水温20.0度、気温は19度、小潮下げ、昨日より一段と上下幅が減ります
意外にもかなりの数のルアーマン、落とし込み師が釣行中
ベイトはちらちらいますが、アジはやっぱり見当たらず、
昨日ヒットしたところを何度も狙いますが、ダメ
風も強いのでギリギリを狙いすぎると壁に引っかかりますし、
暗いってのはキャストに自信のない身には辛いものです
そんな壁際でビーフリーズのピックアップ直前にガバッとヒット
今までさんざんピック寸前の超近距離バイトで悔しい思いをしてきたので、
このところは直前に横へ流してフォローするようにしてましたがこれが幸い
余裕もあるのでドラグを緩めて最初の引き込みをかわします
近いので魚に任せ気味にしていたところ、真下で動きがピタリと止まります
「あ、マズイ。潜られたか...」
足元のスリットに潜られてしまったようで、引いてもピクリとも動きません
終わった...貴重な一匹なのに切れちまうのか...
ふと以前見た泉プロの言葉が脳裏に浮かびます
「シーバスに潜られたらそのまましばらく待機、しばらくして抜いたら出てきます」
(そんなにうまくいくかいな...)
でもそれしかない
テンションを若干だけキープ、しばし待つ
1分...2分...
(そろそろか)
ロッドをできるだけ前に出しドラグを少し閉めて..
「GO!!」
グーッと力を入れてくるとズルズルッという感触の後、ゴンゴンという魚が頭を振る感触が!
「やりィ、マジで出てきた!」
そこからは魚も弱っているので比較的簡単、1度エラ洗いしたくらいでネットイン
「おぉぉぉ!」
奇跡の復帰を遂げたシーバスに(むしろロストしなかったルアーに)僕も喜び爆発
しかも魚が太い、これなら60いけただろ!
計ってみると、あら?54cm
全然やんけ...
前日は奇形の魚だったので、きれいな魚体のキャッチ写真が欲しいなと
写真とってくれそうな人はいないかと周りを見渡すも...
人っ子ひとりいない...いつもは通行人などいるのに今日はだーれもいない
寂しすぎるひとり喜劇でした
その後はショートバイトらしきものはあるものの乗る事無く
風も強くなったので周囲を大きく移動し新しく出来そうな所を探索
まだ暗いうちに引き上げとなりました
潮が悪いにも関わらず釣れはしましたがいろいろな課題も
特にロストルアーの問題は深刻ですね
年内の目標匹数のカウントはあと6匹、厳しい...
釣れてくれたシーバスと香港のフィールド
窮地を脱する方法を教えてくれた泉プロに
非常感謝!!
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香港ナイトシーバス-1日目 ~待ち「魚」来たらず
VS シーバス釣友バイブさんleftyhamaさんが大暴れしている香港
徹夜小隊の鬼軍曹の僕としては、ここで出陣しないわけに行きません
ようやく晴れたこの日
本当は深センで一泊して翌日香港入りと考えてましたが受付で気分が一転
22時には香港のゲートをくぐっていました
先に河川を見に行くもボイルはおろかベイトフィッシュも皆無
1時間ほど歩いてパトロールだけして、フェリーポートへ向かいました
気温16度、水温18.9度、小潮の下げ潮、風は無風
ところがベイトフィッシュがほとんど見当たらず、埠頭の下にもぐりこんでいるようです
潮も悪いので若干不安ですが、風が無いので投げやすい
1~2時間ほどしてからシェード境付近を出たり入ったりさせていたCD7にヒット
「ジジー」というドラグ音が気持ちいい!
上がったのは52センチのシーバス
腰の辺りが妙に奇形したシーバス君でした
引き上げると近くでタバコを吸っていた2m近い身長の兄ちゃんが猛ダッシュで近寄ります
「こりゃなんだ!?写真を撮らせてくれ」
「エクセレント!スゲーよ、クール過ぎだろ!」
「え?くれんの?マジかよ!オカンが喜ぶよ!」
と大興奮の大喜び
(あの..奇形してるけど食べるの?..)
ヒートしすぎて写真を4回失敗するもなんとか
2mの身長から撮りおろしてるのでこの角度...
しばらくし、ビーフリーズで障害物を通過し、(ジャークを入れてみるかな)と構えた瞬間にヒット
(ジャークしてから釣れてくれたら気持ちいいのに)と苦笑いしながら寄せて、
ネットを落としたところ、勢いが良すぎて運悪くシーバスを直撃し、フックがタモの外側の網に掛かってしまいます
マズイ...網を回して魚を中に入れようとしますがシーバスも違和感を感じたようで暴れてしまい
あえなくフックアウト
バーブレスなのでこうなるとどうしようもないですが、遠目にタモを落とせばよかったと猛反省
ま、これも勉強です
しばらくして壁際でスーサンにヒット
これはガッチリフッキングでエラ洗いも関係なく無難にランディング
40cmくらいの奇形無くきれいなシーバスでした
今回の楽しみはもう一つ
バイブさん一家やleftyhamaさんの情報から狙う「アジ」、今回はこれが楽しみ!
マズメにはサビキをセット
leftyhamaさんのアジ写真に触発されもうあふれんばかりの殺気(食欲)で待ち受けます
見えるくらいまで回遊してくるとの事ですが、一切その姿を見られず
小型ルアーも時おり投げてみますがなにも反応なし
今回は回遊がなかったのかもしれません
残念ですが引き上げとなりました
釣れてくれたシーバスと
情報をいただいたバイブさん一家、leftyhamaさん、キムケンさんに感謝です
先月立てたシーバスの年内目標匹数まで、あと7匹
翌日も奮闘となりました
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上海でシーバスに挑戦! 後編 ~こごえながらのランガン
VS シーバス< 上海シーバス前編へ行く
たどり着けるかどうか心配していた8時ころ
一旦停車して窓を開けてみると、かすかに潮の香りがします
風は左から
「おばちゃん、左だ」
走る僕らの目に、やっと大きく広がる沿岸が見えてきました
「あ..これだ」
さんざん迷いましたが、運よくポイントへは一発で到着
しかも2人釣り人もいます
海側から吹き付ける風が強いので体感温度は低く、もうメチャクチャ寒いです
寒波が来ているため一昨日から温度は低下、気温は5度、水温は7.2度、潮は不明
おばちゃんは降りるやいなや「キャーッ」と叫んで
「こんな日は釣れないって、帰ったほうがいい」を連呼
広州から南国気分で来たのでかなりの薄着、普段つけないグローブもつけましたがやっぱり寒い
釣り人はエビでのシーバス狙いでまだ釣果なし
「ベタ底仕掛けでウキもつかうんだ?あんな飛ばす必要あるの?」と僕
「今の季節底しか釣れんし、あのあたりからカケあがってるからな、無理しても遠投しないと」
「水温7.2度?先週10度あったからまた急に冷えたな、こりゃ完全に底だ」
なるほど
遠投、ボトムね、じゃあ予想通り
調べてみると、水深は5m-5m-3m-1m-0.5mで手前浅く急に深くなる感じでしょうか
大きな石がゴロゴロしてるので気をつけないと
「寒すぎるよ、私ちょっと戻って家の様子見てくるから12時になったらまた来る」
「これ食べな」とおばちゃんがミカンを一袋
「えー!こんなにいらない、持ち歩くの不便すぎるよ」
「いいから食べて食べて」と無理やり押しつけられました
バイブレーションのボトム引きに絞って、1kmはある沿岸をミカンを引きずり投げ歩きます
水草か海草があったりする場所もあり面倒な事も
ボラのスレ
一時間経過したころ、ドンと重くなる感触から横へラインが走ります
けっこう重い引き、飛ばないけどこの引きはシーバスに違いない
と思っていたらいきなりラインブレイク、リーダーがスパッと切れてます
3号12ポンドを使っていたのでいつか切れる事もあるかと思ってましたがここで切れるとは!
あわてて4号に換えてしばらくすると今度はフォール着底直前に竿が曲がります
こいつはエラ洗いされた時になぜかPEラインからブツッと
何が痛いってバレてくれるのはいいのですがルアーまで持って行かれるのは痛すぎます
バーブレスにしてあるので魚からはそのうち外れるとは思いますが、サイフ的には厳しいです
その後反応ないので再び大きく移動
カケアガリに付いているのはわかりましたが、そこは同時にルアーの墓場でロスト覚悟
空も曇り雨も時おり落ちてきます、寒くて鼻水も流れます
今度はバイブレーションをカケアガリ付近で根がかり回避のため巻きを早めた瞬間にヒット!
エラ洗いされてしまい一瞬ヒヤッとしましたがなんとか岸に近づけ
ゴロタ石の上に乗ってハンドランディング準備体勢
む。なんかおかしい、体のバランスがとれん)
よく見ると腰のベルトにさっきの大量ミカンの袋がぶら下げてあります
きつく縛りすぎてなかなか取れないので、かなりあせりましたがなんとか手でランディング成功
サイズは50cmくらいの中型
手に水がついたのでもう冷たくて冷たくて、魚にくしゃみをひっかけてしまいました
それ以降1度2度アタリはありますが乗らず
根がかりで今回の「リミット」を超えたためワームにチェンジ
*注:リミットとは
あらかじめ設定したロスト数、もしくは価格のリミットを超えた時点で中華ルアーもしくはワームに強制的に切り替え、釣行後の喪失感を和らげるという経済的かつ環境保護的なシステムの事である
これを中国語で「掛地球的経済制限法」という ←ウソ
ちなみにこの日の設定は初めての場所でのボトムなのでリミットは広く5個か4000円
今回は底の状態わからず最終的にどちらも超えてしまいました (泣)
11時半におばちゃんが来て、
「たいへんだ。家を作りに来てる大工が昼飯がこないから仕事しないと言ってる」
「今からどこかで弁当買って、とどけないといかんからすぐ帰るよ」
とせかします
(飯ないから仕事しないって幼稚園児かよ...)
と思いましたがもうお昼だし、粘っても出る雰囲気で無いので撤収
あいかわらずおばちゃんの口は軽やかで
「後学のため」と家の工事現場も連れて行ってくれました
本当に大工が何もせず飯だけ待ってました
「大工の機嫌次第で家も良くなったり手抜きされたりだからね、おだてないと」
とはおばちゃんの話
施工中の家も見せてもらい、建て方の説明もしてくれました
かなり広い2階建て半の家が350万円だそうですよ、田舎とはいえ安いなぁ
釣りとは関係ないですが、こんな事も後々何か役に立つかも
なんとか釣れた上海の天然シーバス
今度はマズメからやってみたいものです
釣れてくれたシーバスと
おしゃべりなおばちゃん
そして釣らせてくれた上海のフィールドに
感謝
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上海でシーバスに挑戦! 前編 ~ポイントへの長い道のり
VS シーバス「だめだ、絶対マズメに間に合わない」
午前5時。寒波が襲う上海は暖かった広東と違い寒さが相当こたえます
なかなか来ない車を待ちながら、誰もいない街角で僕は震えていました....
今回は出張ついでの上海での釣りです
今年目標にしていた未経験ポイント20ヶ所の釣行、これがちょうど20ヶ所目です
上海でルアーフィッシングというとほとんどがブラックバス
僕も出張の準備をしながら、バス用のタックルとルアーを準備していました
情報によると、ちょうど放流して間がないため入れ食いとか
「まてよ、入れ食い放流バスよりもうちょっと修行になる釣りができないか?」
と思い直し、再考
上海で釣りたい対象魚候補は二つ、ケツギョかシーバスか
しかしケツギョはシーズンを外れてしまっているので、ここはシーバスしかない
「よっしゃ、シーバスだ!」決めたのはフライトの前の晩でした
-------
上海での用件を終え、夕方に出発したバスが郊外のターミナルへ着きます
当初、上海にあるいくつかのシーバスポイントから汽水湖を選定していましたが
直前に2年前から釣り禁止になっている事が判明し急遽変更へ
朝マズメに備え安ホテルへ宿泊
車もタクシーの運ちゃんに紹介されたよくしゃべるおばちゃんに決定
夕食は僕の好きな「红烧狮子头饭」に「南翔小笼包」広東では食べられません
うーん、天国
翌朝5時の出発にそなえ、その日は22時に就寝
0時ころ突然鳴った「女はいらんか?」の誘惑電話にも動ぜず、ぐっすりと
迎えた翌朝....
不安的中
おばちゃんが待ち合わせ場所に現れません
ポイントまではおそらく一時間弱、ポイントも特定できてないので現地で探す必要があり
これ以上経つとマズメに間に合わない
電話すると、「おぉ、ホントに行くんだ」の返事
昨日あれだけ一緒に地図を見て確認したのにかよ!!
結局出発できたのは40分過ぎ、この時点でマズメに着くことはあきらめています
問題がもうひとつ
あまりに急にポイント変更したため地域はわかっても場所を特定できてない
しかも頼みのiphoneを広州に忘れてきてるのでGPSも使えない
このおばちゃん、もうめちゃくちゃなおしゃべりで、
自分の事、親戚の事、家を建てていること、月収、子供の事...
(プライベートもくそもあったもんじゃないな...おもしろいけど)
女性ドライバーの欠点、それは方向感覚と距離感のなさ
あんのじょうめちゃくちゃ
おばちゃんも時おり通りがかる農民に聞きながらのいきあたりばったり運転
出発時はこんな空が
すでに出発から1時間30分経ち(汗)、すでに普通の「朝」に
7時半になってもまだ海岸すら見えませんでした
おばちゃんの話が面白いので飽きないのですが
釣りとしてはだんだん厳しくなってきます
iphoneを忘れてきた事をはげしく後悔
「マズメはとうに過ぎたけど釣れるんだろうか...いやそれ以前に到着できるんだろうか...」
すでに時刻は8時に近づいていました
次回の投稿は、いよいよ上海シーバスの実釣!
後編へ続きます
上海シーバス 後編へ行く >
都市型河川と港にて
VS シーバス今回は香港へ知り合いに会うことと用件も兼ねての釣りです
まず着いたのは前回バラマンディを狙いチーバスが釣れた河川
人の行き来も多い所です
水温22.5度、潮はほとんど動かない時間帯です
シンキングペンシルが投げた場所からまっすぐ戻ってきます
流れはほぼゼロ、池みたいな状態です
ほどなくしてボイル発見
普通なら「ラッキー~♪」といきたいところですが
しかしこのボイル、こちらでシーバスを狙ったかたならわかると思いますが、
魚はマイクロベイトの群れに口あけて突っ込むだけで、ルアーには見向きもしません
あんのじょう、1時間で10種類のルアー投下も空振り
そのあと合流部でスーサンにヒット、無事抜き上げにも成功して25センチのブラックバスサイズ
通行人に囲まれて恥ずかしいのでそうそうにリリースしちゃいました
知り合いと食事の予定があるので2時間で切り上げ
0時近くまで食事し、今度はそこから近い港へ
徹夜釣行なのでビールは飲みませんでした(笑)
水温23.6度、回遊が回ってくるには20度を切らないとだめだそうですが
まだ時期的に早いかもしれません
4時間経過もボラのスレだけで反応なし、ボウズの予感...
潮が悪いからか釣り人もゼロ、金髪に染めた若者がベンチで寝ているだけの静寂
6時半には釣り場を後にして次の目的地に行かなければいけません
「河川の一匹だけか...まぁしょうがないか」
と思い始めていた4時過ぎ、
まず、ビーフリーズに25cmほどのガルーパがヒット
すぐあともう一度ビーフリーズで今度は30cmちょい
この魚、ホントうまそうです!
持ち帰れないのが残念
ガルーパって最初はグングン引きますが、すぐに抵抗がなくなります
体力ないのでしょうか
(でもシーバス釣りたいな)、と思っていたら
ビーフリーズがシェードから出たところで急に重くなるアタリからヒット
いきなり強烈なエラ洗いでビビリましたが、無事キャッチ
40cmちょいのシーバスでした
ねばったかいがありました!
が、今回も回遊型ではないようです...
ラストは終了間際に使ったアスリートミノーに
飛ばないで突っ込んでいく引きなので違うなとはわかりましたが
上げたら45cmのバラクーダです
ヒレが黄色くなく、背に斑模様あり、今回はまちがいなくバラクーダ(オニカマス)です
塩焼きにしたらうまそうなサイズでした
いつも終盤で釣る僕のパターンどおりラスト2時間で4匹
これだからいつも釣りが長くなってしまいます...
いろいろ釣れて楽しめましたが相変わらずシーバスのサイズが出ません
浙江省、上海への出張から帰ったら大きいサイズを狙いフェリーポートか大河川、
時間があればデイゲームにも出かけてみようと思います
年内にあと10匹は釣りたいものです
遊んでくれた魚たちと
深センイルカ島で見た「幸せの」白いイルカに、感謝
.
やっと再会
VS シーバス国慶節終盤に行けなかった釣りを今回行ってきました
香港のおかっぱりナイトシーバスです
用件を済まし20時に宿泊先出発
今回は新ポイントです
こじんまりとした埠頭、はたしてこんなところにシーバスがいるのでしょうか
香港ではどんな船ターミナルにもたいてい釣り人がいますが、今回も5-6人の釣り人が
やっているのは...
「お、こっちで初めてみたな。ギャングだ」
僕の実家の地域の言い方かもしれませんが、ギャング釣りというのは針だけで魚をひっかける釣法です
ボラの群れがいるのでしょう、10本くらいの針仕掛けでビュンビュンと横へシャクってます
たまにボラの20-30センチくらいのものが「釣れて」います
反対側に目を向けると、一人の若者がルアーを投げています
「釣れるかい?」
と声を掛けると、「ハハ、全然ダメ」と答えてくれました
彼の名はチャールズ、ルアーは始めて日も浅く、よくここへ来るけどルアーで釣れた事ないとか
「エビなんかだとたまに釣れるよ」とのこと
-----------
潮止まりから満潮へ少しだけ潮位が上がります、水深3m
水温25.9度、気温のわりに高く、陸シーバスの季節には水温もまだ高め
チャールズ君と並んで雑談しながら釣り、しばらくして
ギャングのおっちゃんたちが近づいてきたので移動しました
公園のようなところに陸橋の柱が数本、30センチほどのボラが数匹跳ねてます
1時間経過、ファーストヒットはワンダーに
コンクリ柱の間でヒットしたので摺れるのが怖かったですがなんとか抜けてくれて
ホッと油断したところ水面をウォーキングするようなエラ洗いをされ痛恨のバラし (泣)
40-50くらいのサイズでしたが久しぶりのまともサイズだっただけにガックリ
でもこれでちゃんとシーバスがいるとわかり、気を取り直して再開
それにしても天然のシーバスはおもしろいです
中山で養殖されているシーバスでは味わえないファイトです
しばらくして、シェードの境でX-80にヒット
「これが最後かも、絶対逃がさん」とメチャクチャ慎重にファイト
ランディングネットをおろして、やっとキャッチ
サイズは45センチとちょっと
「クーッ、長かったぁ...」
オフシーズンだったとはいえ、前にシーバスを釣ってから15センチの「チーバス」をのぞけば実に4釣行ぶり
フッコサイズですが、うれしさがこみ上げてこぶしを強くにぎりしめてしまいました
このシーバス、背中、尾や背びれがドス黒くささくれ、やせていて体にも傷が多い
こういうのは確か外海へ回遊せず川や港に残っている居残りシーバスのはずです
回遊シーバスはまだ内湾に戻ってきていないのでしょうか。。
もうしばらくしてカウントダウンCD7にヒットしますが
25センチくらいのセイゴ
これは手すりごしに抜きあげようとしてクレーンしたところで暴れて落ちてしまいました(泣)
ネットを使うべきだったなと反省
トイレの場所を聞こうとチャールズ君のところへ戻り、「釣れたよ」と言うとかなり驚いたようで、
日本から来た釣り名人みつけたり、とばかりに(汗)
「ルアーでどうやって釣るのか教えてくれ」と4釣行釣れなかった僕に教えを請います (笑)
とりあえず、彼が太いナイロンラインを使っているので
PEラインに変えたらどうかというと、PEだとどう違うのかと熱心に聞いてきます
実際に一回投げて、「PEラインだとキミのと飛距離が全然違うでしょ」と僕
僕のタックルを貸して投げさせると、一投目は失敗したものの2投目はぶっ飛んでいきます
(やばいな、僕より飛んでら)(汗)
チャールズ君、僕のほうをみて
(師匠のより飛んじゃった...すみません)
みたいな申し訳なさそうな表情
その後は香港の釣りについていろいろと話をしてくれました
彼のよく行くのは堰堤の釣り、小物中心で楽しんでいるようで、
スマフォにあった釣果や釣りの様子の写真をみせてくれました
カサゴ、マルコバン、ハゼ、キビレ、キス、そのほか見た事ない魚...実にさまざま
一緒に釣りに行っている彼女が、これまたえらく美人です
「波堤釣りは得意なんだけど、やっぱルアーで大物釣ってみたいよ..」とチャールズ君
(あのさ、気がついてないだけで、キミはもう立派な大物を釣り上げてるんだぜ...)
飛距離といい彼女といい、シーバス釣れても僕はえらい敗北感です
釣りはしばらくやめてトイレを教えてもらい、二人でコンビニを探したりして周辺をうろつきます
途中ドラマの撮影をやっていたのでしばらく眺めていたり
しばらくして彼は帰っていきました
海外だと日本ではありえないいろんな経験ができるものです
また新しい釣友ができました
今後彼がシーバスを釣ってくれる事を祈ります
それからしばらく障害物付近を狙うも暗くてどこを飛んだかよく見えず
X-80、ローリングベイト、CD7ら主力をことごとく破損、殉職させてしまい損害大
結局そのまま3ヒット1キャッチで終わりました
釣れてくれた魚君たちと、
交流してくれたチャールズ君に感謝です
帰る際に道際でエサ師がカサゴを釣っていたので
僕もジグヘッドにワームをつけてボトム探ると、ヒットしたのはこれ
15センチくらいのガルーパ(アオハタ系)の子供のようです
魚体の肌がなまめかしいです
いやぁ、香港の海っていろいろ釣れて楽しいです
そして次の釣行で、僕とへっちーさんはこいつの親分を目撃する事になります
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国慶節-2 アローン・イン・ザ・ナイト
VS シーバスこの日は朝5時過ぎ起きで大ナマズの釣行
12時間釣りをした後で港さんらと別れ宿に戻ったのは21時過ぎでした
横になったら寝てしまうなと、宿では2時間ほど座ってじっとしていると徐々に体力が回復
0時過ぎ、宿を出発、向かう先は前回51センチのシーバスを釣ったベイエリア
河川にしようか迷いましたが、こちらのほうが近いのと、万が一途中で倒れても床で寝られるなとの判断です
1時前到着、終電は終わり、もう朝まで帰れませんよ
水温25.5度、潮は満潮から大きく下げてきます、ベストタイミング
ただ、風がかなり強く、正面と右から交互に吹いてくるのがやっかいです
波もかなり高く打ち寄せ、前回かなりいたベイトフィッシュはまったく見つけられません
まずはキワ狙いから
風と波で壁のスキマに巻き込まれて苦戦
香港の港や波堤はどこもケーソン式ではなく空洞になっているため
ボヤボヤしてると波や潮流でスキマや柱に巻き込まれてルアーを失います
(それにしてもホームレスが多いな...)
ベンチや壁際にたくさん寝ています、香港は景気が悪いのでしょうか
休日中なので暗いところを求めてやってきたカップルも多いのです
とにかく釣りたい僕は、抱き合っているカップルの5メートル横でもルアーを投げてしまいます
最初はキワ狙いと柱よけでメチャ集中しているのですが
カップルの方向からチュー音と軽い粘膜音が聞こえ始めると集中がとぎれ始めます
やがてとぎれとぎれの恍惚な声が聞こえてくると
今どこをルアーが流れているかより、この二人が今どこまで進行中なのかのほうが気になってしまい、
「ガーッ!!、こんなところで出来るか!」
と移動
エビでぶっこみ釣りをしている夫婦を見つけたので聞いてみると、カサゴが2匹釣れたとのこと
奥さんは普通語も上手で話を聞いてみると、シーバスはまだほとんど出てないよとの話
ここ10日は旦那がリストラで仕事がないため毎日来ているとか
やっぱり景気は良くなさそうです
しばらくしてB-太MOGEにヒット
30センチほどのカマスです
黄色いヒレや尾、胴の色からするに、バラクーダ(オニカマス)ではなくアカカマスのようです
これは夫婦にプレゼント
開始から3時間ほどすると、目がショボショボして焦点が合いにくくなってきます
(さすがに24時間寝ないのはきついか...)
ルアーの夜釣りって、非常に単調です
明るい常夜灯などもあるとはいえ水上は闇、目で見える情報は少なく、ただただ巻くだけ
しかも1人黙々と続けなければなりません
釣友さんがたくさんいた昼間のナマズ釣りや前日のエギング(次回投稿)がいかに楽しかったか...
4mの高いところから手すりに乗りだしてB-太を引いていたところで再びヒット
20から25センチくらいの赤いヤツ、中山で何度も見たマングローブジャックです!
ところが4mを抜きあげる際、ふりこの勢いで魚が足元の壁にあたり、戻ってきません
横の突き出し堤へ回りこんで見てみると、下のスリットにルアーごと引っかかっています
(あちゃー、まずいな)
魚ゲットよりB-太を無事に回収したい
ネットを伸ばすも手すりが邪魔なうえ斜めにスリットがえぐれているため上から見えません
何度もロッドをゆすると、PEラインが摺れて切れたらしく、ルアーと魚は落下
若いマングローブジャックは僕のB-太を道連れに消えていきました
このルアーでカマスも釣っていただけにテンションは激下がり↓
同行者がいれば連携してネットで取れていたかもしれません、残念
結局朝までやってしまった
今回はボイルやベイトフィッシュも見る事なく、昼間の大ナマズ釣りとは対照的なさみしい釣行でした
カマスやマングローブジャックなども釣れる事がわかっただけでも収穫かもしれません
動き出した地下鉄に乗り帰路へ
途中、前に紹介したスクランブルエッグのモーニングセットで食事
モーニングの時間だと26香港ドルと更に安いです
※ブログ投稿の際に店名、住所を間違えておりましたので修正してます
シーバスは現れませんでしたが遊んでくれた魚たちに感謝です
注:釣行時は適度な休養をとるよう心がけましょう
次の投稿は、釣果に差のついた3人でのエギング釣行記です
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プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
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tairiku55@■mail.com(■をgにおきかえてください)
≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
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