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中国で釣り!!中国釣熱大陸

中国でヘタな釣りを楽しむ僕の記録。 出会った魚、ルアーや釣具紹介、釣行記など

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ついに出た!香港の天然バラマンディ! ~香港釣行



「ズドン」


開始わずか5分、足元を探るベイソールミノーが回収軌道に入ろうかというところで強烈なバイト
至近距離で喰らったためか、驚くほど大きかったそのバイトの感触は、たぶん一生忘れる事はないと思います


距離わずか7、8mほど
大物特有のバイト後の一瞬の沈黙ののち、その魚はスタートを切りました
最初はドラグがジージー出るのをなすすべもなく見てましたが、
我にかえってやりとりを開始


なんだこれは?
まったくコントロールできないぞ...


魚の突っ込みのストロークがシーバスより長く、重い
いつものシーバスのリズムと違いますし、ぜんぜん寄せられない

いい加減手が疲れ、スレ掛りを疑い始めたころ、ふいに魚がジャンプ

「わォ。バラマンディやんか...」



ここからは超慎重になりました
ルアーを呑まれていたら5号のリーダーだと歯ですれてもたないのではとビクビクです
時間がかかりましたが、ようやく浮いた魚にネットを投入!




キャッチ!
ヒットルアー: モアザン・ベイソールミノー





香港の地元アングラーでさえ、人生で一度釣れるかどうかの超レアフィッシュ








これが天然バラマンディ!
堂々の77センチ(そら引きますよね)
釣堀で釣ることのできるバラマンディと違い、
黒金の体色に高い体高、ブ厚い唇。これぞ野生の風格って感じでまさにワイルド

こちらの釣堀もたまに大きいのはいますが、メジャーあてるとよくて70までですので、
厳しい自然でそれ以上に育ったこの魚の貴重さがよくわかります





うううううぉぉぉぉ...









大野さ~~ん! ありがと~~う! (カナモ風に)


ぶっといから重くてちゃんと持っていられない..
腕プルプル..





上あごの外側に一本だけハリ掛りしていました
口内のザラザラもすごく発達しています
呑まれてたら危なかったですね..


(こんなの釣れちゃったら今年の釣りはもう終わったな)と苦笑いしながらリリース


今年はいくつかポイントが消滅したり、釣れても小さかったり、
バラシ連発で4割ほどバラしてしまうなど不運が多かったのですが、
このサプライズの帳尻合わせだったのかもしれません
とてもうれしい出会いでした


もう満足でやりきった感十分でしたが、「本命」を狙うため続行


浮かれてしまって足元フワフワの雑な釣りになってしまいましたが
シーバスも無事キャッチできました



いつも厳しいけど、たまに幸せを与えてくれる釣りの神様に感謝です


■使用タックル
ロッド: 13 ラテオ86ML (ダイワ)
リール: 12 エクスセンス CI4+C3000HGM
    (ステラ・ショートダブルハンドル + セフィアBBノブ)(シマノ)

ライン: G-soul X8 アップグレードPE 1号 (YGK)
リーダー:トヨフロン スーパーL EX ハイパー 5号 (東レ)
ルアー: モアザン・ベイソールミノー(ダイワ)←バラマンディ
   : B-太(アイマ)←シーバス

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ついに登場!ワイルド・バラマンディ~香港



エギングを終え、宿に帰るとタイミングよくトニー君から連絡が
「春節はどうするの?もう香港にいる?じゃあ釣りに行こう」
「今回は釣るよ、釣りは道具だけじゃないってのを見せてあげるよ」

(ムムム、小僧め...またオレの魚をすくわせてやるよ)
と予定になかったナイトゲームへ出発


以前来たことのある船密集場は全然の無反応で、夜光虫(藻)が大量発生中
「あまり釣れないけど秘密基地に行こうか」とタクシーで連れて行かれたのは真っ暗な場所
排水溝やブイなどがところどころある小場所ですが、狙える障害物はわずか
トニー君はいつものようにガンガン投げてストラクチャー狙い

「ふむふむ、そこは良さそうだね。でも左利きの君でないと投げにくいな」
「ほぅ、僕の前に入って投げちゃうんだ、それだと僕は投げられないね」
「その立ち位置から斜めにか..僕が今投げるとクロスするね」
「....」

トニー君、僕にも投げさせてくれ(泣)...
釣りモードになるとまわりが見えなくなるトニー君

仕方がないので周りをブラブラしていると、ボラが跳ねているオープンな場所を発見
「あのあたりはどうなの?」と聞く僕
「釣れた事ないね..障害物もなにもないし」と興味なさそうに答えるトニー君
他に場所もないし、とにかく投げてみるかと一人でそこへ

数投後、ミノーに何度か反応あり
反応あるコースは決まっているようなので、食わせのソフトルアーへチェンジ
数投すると、どよーんという感触、アワセを叩き込むと魚のフッキング感が返ってきました

さほど大きくないようですが、エラ洗いなく強めでストロークの長い引き
(経験ない魚の引き方だな...)と思い暗闇へネットを入れると


45cmのレッドドラムでしたemoji
これまで何度も中山釣堀へ行きながら、一度も釣れたことがなかったレッドドラム
どおりで魚種がわからなかったわけです(笑)

「うそ..こんなところでも釣れるんだ..」と知らない間に来たトニー君が覗き込んでいました
その後二人並んで少しずつ移動しながら進んで行くことに


今度はミノーにemoji
さきほどと同サイズ、小さな群れにでもあたったんでしょうか

翌日もエギングなのでそろそろ帰りたくなってきたのですが、
案内してもらって自分だけ釣って「帰ろう」とは言いにくい..

しばらく投げていたのですが、突然聞こえてきたエラ洗いの音に振り向きます
見ると暗闇のなかで、トニー君が魚と格闘している姿がうっすらと見えます
(おー、やりおったな、これで宿へ帰れる)

トニー君の前方はヌルヌルの岩があって前へ出られず
小さな立ち位置に踏ん張り、器用に数メートル先の魚をコントロールしています

暗い水面で50、60ほどのシーバスらしき魚が暴れているのが分かりました
「やるねぇ、降りてタモ入れるから左へ寄せて」と声を掛け、迂回しながら水辺へ降りました
魚を驚かせないためレッドライトを点灯、魚の姿が浮かび上がります

「こ、この魚は...」

ネットインし、戻ってきた僕に「シーバスだった?」と聞くトニー君
「おめでとう、君の魚はコレだ」


なんとバラマンディemojiemoji

「やったー!」と喜び飛びついてくるトニー君
初めて見る天然のバラマンディ
中山釣堀で釣っていたのと違い、体高と厚さがものすごく、体が黄金に輝いています
大きさこそ60手前ですが、ド迫力の風格

「これが野生(ワイルド)のヤツなのか...」
しばらく見惚れてしまっていました
暑い時期の魚のはずですが、こんな時期でも釣れるとは...驚き

うーむ
レアなレッドドラムを2匹釣りながら、それを水泡に帰すバラマンディを釣られ
「釣りは道具だけではない」と思い知る事になった僕でした

「いやしかし、いいもの見られたな」
とサプライズを与えてくれた香港の海と、トニー君に感謝の釣行でした
トニー君、おめでとう!



連続釣行その2-ワイルド・バラマンディに挑戦



もう日も落ちているというのに超のつく蒸し暑さ
PEラインとグレメタルを結ぶ手にボタボタと汗が落ちます

今回狙うのはいよいよのワイルド・バラマンディ(野生のバラマンディ)です
中山でさんざん釣った魚ですが天然野生ものを狙うのは初めてです
昨年末釣り場で出会った男の子から、深センの海でバラマンディを釣ったことがあると聞き
ことあるごとにずっと調べていました


バラマンディは海水に基本棲息するようですが汽水、淡水にも適応でき
さらに同族種のアカメも日本では海水と淡水の混じる河川にて釣れる事が多いようです
日本でのアカメ釣りは河川での夜釣り主体、シーズンは晩春から夏、初秋まで
広東地区、香港でのバラマンディ捕獲も汽水河川かベイエリアでの夜、そして夏に集中
どちらも夏魚の夜行捕食タイプだという点で共通してそうです

それらをふまえて、さらに過去に実績もある場所からここを選択

ただ、はっきり言って、野生のバラマンディに出会える確率は極端に低く
そんなに運よくは釣れないでしょうから、他の魚も釣れたらと気楽に釣行です

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水深をみますが、予想よりはるかに浅くおそらく1m切る水深、確かに干潮気味ですが、もっと深いと思ってましたので拍子抜けです
ここまで浅いとどうなんでしょうか...

バラマンディのために用意してきた秘密兵器、アカメ実績の高いエアオグル70を中心に
ミノー、小型バイブレーション使用でも反応はなし
シーバスもクソ暑いこの時期はここまでこないと聞いてますので覚悟してますが、それでも無反応は辛い



3時間ほど経過して、そろそろ帰っていいかなと思い始めたころ
シーンとしていた川面がだんだんと動き始めあちこちで小魚の波紋が立ち始めます
もう22時を超えているので頻繁だった船の出入りがなくなって落ち着いたからかもしれません
釣行を延長!


しばらくしたあと、ひさしぶりにR-32を使用
急に、「パン、パン」と何かがアタックしてくるショートバイトの感触が
1投で1-2回感触が来るのですが、食いつきません

大きすぎるのかとグラスミノーにすると、ピタリと反応が止まります
R-32に戻すと、またショートバイトの連続、切って短くしても同じです

30分くらいやってもショートバイトばかり、違うルアーへ変更
シリテンバイブ53、刃金64、B-太、レンジバイブ55、TN50...どれもピタリと反応なし

もうそろそろ交通機関も最終時間に近いなと思い始めたころ
投げたハニートラップ70Sにハードルアーで初めてのショートバイトが来ます

そのまま投げていると...

「きたッ!!」 

やっとフッキング、出ました!


大陸スズキ、日本記録の150です!!! ....?



150センチ...いや、150ミリか...(泣) 



ある意味これは記録的な小ささです (苦)
ずっとつついていたのはこいつらだったのでしょうか
苦笑いしながらリリースしました


0時近かったためすぐに荷物を片付け、釣り場を後に

ワイルド(野生)バラマンディに出会えなかったのはまあよしとして
いっそのことボウズにしてくれたらあきらめもつくのに、
こういう中途半端な結果だとまたやりたくなっちまうよ...
釣りの神様も罪な事をしてくれます

またチャレンジしろと言ってくれたのか、もて遊ばれてるのか...
ほんのちょっと夢のかけらをくれた釣りの神様と魚に感謝ですが
次回はもう少し気前の良いプレゼントを欲しいものです


暗い中ロッドを5時間振り続けて終了、宿到着は1時、就寝は2時でした
アホかと思われるかもしれませんが、この4時間後には眠い目をこすりながら僕はもう違う釣り場に向かっていました
ボートエギングの不漁を取り戻すべく、単独でのおかっぱりエギングです


.

秘密兵器到着



さて、秘密兵器のこいつが到着

見ただけで何に使うか分かるかたはスゴイですが

昨年からずっと釣りたいと思っていた魚の釣りに投入予定です

研究に研究してこれがベストかと

ただ、こいつの使い方があまりよくわからないので練習しないと


早くもっと暑くなれ・・・
そして釣れてください・・・

プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。

可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
メールアドレス
tairiku55@■mail.com(■をgにおきかえてください)
≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
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