釣行その1-ボートエギングとエサ釣り
VS アオリイカさぁ、香港連続釣行、最初はアフィの提案のボートでのエギングです
彼いわく、1ヶ月前には1ボートで100匹以上だったそうです
台風後で場荒れして散っているとはいえ、大漁確実とのこと
彼の友達のボートで行き、前半エギング、後半魚釣りの二毛釣です
人数は僕も入れて6人
ボート二艘に分かれるのかな、と思っていると
なんとボートに6人乗っての出発
(これってエサ釣りの陣形だけどエギ投げれんの?) 不安先行
アフィですら、確かにちょっと多いな、と心配顔
14時半の出港
水温26.6度、風は強くなったり弱くなったり
出港15分ほど、最初にボートは小さな島の周りに着き、いっせいに開始
6人がボートの中でエギを投げる、しかもみんな島へ向けて投げたいんですから
どんな状況になるか想像がつくと思いますが、危ない危ない
口火を切ったのはアフィ
中型のアオリを引っ張ってきます
15分ほどやって誰も続かず、移動
「見切るの早くない?」と僕
「こんなの序の口さ、まだまだ釣れるポイントあるから」とアフィ
次に着いたのはどこかのちょっとした入り江
後ろの兄ちゃんが釣れます
黙々と取り込んで船の活水プールにぶちこみます
僕のうしろのおやじさんが根がかりで仕掛けを結びなおしているスキをみて
少し振りかぶってロングキャスト
そこから数回シャクった時、ズンという手ごたえがあります
(よっしゃ、一匹目!)
あきらかに今まで釣ってきた中で自己記録の大きさです
取り込んでもらうと、即座にプールに連れて行かれてしまいます...
「あっと、写真撮りたいんだけど」
「え?まぁいいじゃないか、もっと釣れるから大きいので撮れよ」とにいちゃん
「そーだよ、最低2ケタ釣れるんだし、あとであとで」と
「あそう、じゃあいっか...」
(最低2ケタか...こりゃ楽しみだ)期待が膨らみます
甘かった..
まさかこれが、僕の最初で最後の一匹になろうとは...
このとき夢にも思いませんでした
。。
。。。。
みんななにも話さなくなりました....
想像以上に釣れません
ボートはとにかく移動が早い
15分くらいするとすぐ次へと6-7箇所くらい移動します
ここはじっくりやりたいな、と思っても船長裁量で問答無用の移動
忘れたころに誰かが釣るという感じで、ポツリ、ポツリ釣れているようですが
みんな首をかしげながらシャクっています
先月とはぜんぜん違う状況に驚いている様子です
しばらくすると、彼らの言う「イカの巣」と呼ばれる絶好ポイントへ入ります
ここでなんとかアフィが釣りますが、
僕には一向にきません
出港から2時間ほど経過の18時手前ほど、みんなが動き出します
「イカは釣れないからこのくらいにして、魚に行くって言ってる」とアフィが言います
(え?まだ2時間ちょいしかやってないのに?)
うーん...でも従わざるを得ません
いつも終盤で釣るパターンの僕としてはこれからなのに...無念のエギング終了
「ダメだったなぁ...台風後はいつもこうなるなぁ」
「次は二人で行こう、ずっとエギ専門でやれるし」とアフィも不完全燃焼のようです
まだ未練を残したまま、ボート釣行の第二部である魚釣りへ移動になったのです
ボートで少し行くと、そこは巨大なテトラの集合壁でした
(これはスゴい...)
写真だと伝わりにくいですが、テトラが城壁のように積まれ壮観です
他の人の仕掛けをみてみます
ひとり、カジキ用の超デカリールをセットしているツワモノがいます
8センチ長の針がついてます
(ゲ・・冗談だろ...どんだけ大物がいるんだ)
アフィはとみると、サビキみたいな8本針
みんなバラバラ
僕はというと前日に急にエサ釣りもやると言われたのでオモリが無く、
ワーム用のバレットシンカー10gを代用した1本針
エサは冷凍エビの身です
バスロッド代用のベイトリールでスルスルと落としていくとやがて底に着きます
水深10メートル前後
底を取って少し巻き上げ、たまに上下に誘います
やはりPEラインは優秀です
着底の様子やなにか障害物に当たった感じまで分かります
しばらくすると「プルッ」というアタリが
合わせても釣れません
即アワセは効かないようです
アタリがきたらしばらく食わせてあわせると、来ました!
カサゴです
底をとって、上下させて、待機、やがてプルプル、この繰り返し
なかなか合いませんが、この感触がたまりません
(こ、これはオモシロすぎ!)
他の人もポツポツ小型が釣れています
ところが数匹釣るとすぐに時合いはすぎたようで、またも沈黙です
アフィ、釣れません
「眠いよ..シャクりたいよ...」
眠らないようになにか独り言を言っています
静か過ぎるので、少しだけもっていたルアーからショアラインシャイナーを投げていると
20センチほどのカマスが(後で考えるとバラクーダだったかも)釣れるというおまけ付き
途中から全く釣れなくなった為引き上げになりました
僕、アオリ1匹、カサゴ数匹、カマス?1匹
アフィ アオリ3匹、カサゴ1匹
他の人はアオリ2-3匹、小魚数匹という感じで終了
帰りのボート内は不漁のためか行きのテンションはどこへやらの沈黙航行
100匹の夢はこうして崩れ去りました
寄港して少ない獲物をみんなで分けます、僕は分け前いらないので参加なし
アフィ「オレが300HKドルで3匹、1匹100HKドルか...おまえは300HKドルで1匹、1匹300HKドル」
「プッ、高すぎ」
僕 「おいおい忘れてるぜ、僕は中国製2本と日本製1本のエギを失ってるからね」
アフィ「じゃ1匹400HKドルか!このイカだけ輝いてみえるよ」 (笑)
「今日はエギングが2時間ちょっとしか出来なかったから、次は二人でエギングだけで行こう」
「了解」
僕はエサ釣りも面白かったですが、やはりもう少しエギングだけやりたかった気もします
次回は主導権がとれてもう少し伸び伸び投げられる人数で行きたいものです
ボートエギングでまさかの一匹という釣果でしたが、これが自然の厳しさです (泣)
いろんな場所が見れて、エサ釣りも楽しめました
誘ってくれたアフィやその仲間たち
遊んでくれたイカや魚たちに感謝です
香港連続釣行その2、次はもっと苦戦の予想されるナイトゲームです
.
PR
Comment form
プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
メールアドレス
tairiku55@■mail.com(■をgにおきかえてください)
≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
最新記事
(06/24)
(12/31)
(12/28)
(12/23)
(12/17)
(12/10)
(12/08)
(12/03)
(11/30)
(11/25)
(11/22)
(10/22)
(10/12)
(10/07)
(10/02)
(08/07)
(08/04)
(07/18)
(07/15)
(07/09)
カテゴリー
ブログ内検索
前数ヶ月間のブログ