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中国で釣り!!中国釣熱大陸

中国でヘタな釣りを楽しむ僕の記録。 出会った魚、ルアーや釣具紹介、釣行記など

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節目にて



私事ですが、今回の展示会で訪問をメモしたノートが12冊目を終えました
(写真内の11冊目がずれて下に回っちゃってますが)

1冊のノートで使用しているのは38ページ、裏表で計5社分あるとして1冊で190社、
12冊だと単純計算で計2280社となり、少なくみても2000社ほどを見てきた事になりますか


ボカしてますが、だいたい中はこんな感じで覚えてないものもけっこうあります

「覚せい剤と女以外ならなんでも扱う」とは確かダイエーの中内社長の言葉だったと思いますが、僕の仕事もまさにそんな感じで分野がメッチャクチャ広いのです
大型機械からイヤリングまで大小さまざま、関わった事のない分野を探すほうが難しいです
おかげでいろんなモノの仕組みや製造方法を知ることができました
いやぁー、いろいろ見てきましたね(見させられたというべきか)

こんな自分の目からみても、日本の釣具、特にルアーは「よく考えてあるなぁ」と驚きます
考えに考えて設計された角度やバランス、「理由のある」形や重量
その原理、意味を知るたび「この民族のモノ作りへの執念」を感じて恐怖すら覚えます
特に海でのルアーを始めてからミノーを多用するようになり、
その小さな体にこめられた、さまざまな工夫に驚く事になりました


ダイワ・ショアラインシャイナーZとシマノ・サイレントアサシン
興味先行で購入しましたが、最新の重心移動システムを搭載したその飛距離は別格です
この機構構造の発想と製品化は日本企業以外では実現できないものですね
最近は、釣果よりこうした道具研究に熱が入ってしまっております(笑)

アベノミクスのおかげで、僕のような広東在住組は悲鳴をあげていますが、
円安の今、ぜひここは日本メーカーさんに頑張っていただき
こうしたすばらしい釣具を海外へ売っていって欲しいものです


来年で僕の中国(台湾含む)滞在年数も合計13年を数えるようです
かつて「日中友好の架け橋となる」と希望に燃えて日本を飛び出した若者は、
やがて「架け橋とは、両岸を行き交う人々に踏まれ続ける存在だ」と悟るまでに成長?しました


来年はよい年になるといいな、という希望をこめて
こんな投稿にしてみました



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忘年会に参加



いつもお世話になっている釣り仲間での忘年会がありました
広州からは僕だけ、深セン、香港から集まり開催
お客さんの訪中予定がギリギリまで決まらずバッティングしないかやきもきしましたが
何とか日程がずれてくれて参加できました

深センのメンバーはよく集まっているようですが、自分は広州で離れているため機会がなく
いろいろ話しが聞けた事は新鮮でした

今回は、提案したルアーオークションが採用してもらえ
自分の在庫として眠っているルアー、釣具などを均一10元からの開始で競いあい

僕はすべてこちらで使える一戦級の新品ルアーを出品
開催が決まって時間がなかったのと、初めての試みでもあり
まぁ30-40元で落札になったら御の字かなと思いきや、予想に反して入札多くうれしい誤算でした
みんな恵まれない僕に愛の手を差し伸べてくれたんですな

入札開始前に出品者がそのルアーのPRをするのですが、これがまた良く、
聞いてるうちに欲しくなるんですね
自分の中ではキムケンさんのメタルバイブが当初興味なかったのですが
PRを聞いてるうちに欲しくなるも落札できず、残念

少しずつあげていく人、いきなり高額を入れて決意を見せる人
こうしたかけひきも盛り上がりました

そんななか、ykaさんから全員にうれしいプレゼントが

香港の魚図鑑
豊富な魚種が紹介されていて勉強になります


舶来モンのタバコです。ykaさんあざーっす!

幹事をしてくれたバイブさんに感謝です

今年もあとわずか
いろいろとお世話になりました

終了後釣りに行くメンバーもいましたが、僕は翌々日に香港空港へお客お迎えの用があるため、
翌日にするエギングだけの軽装備、夜釣りは辞退し深センで宿泊となりました

翌日は新ポイントをまわったエギングと、ビーフリーズ縛り(?)で挑んだシーバス釣行へ出撃




あと少しで始動!

 

さぁ!
仕事地獄ロード、残すは内勤系と出張のみとなりましたよ!
そろそろ始動準備しちゃいます!

長かった...毎年の事とはいえ、8月から仕事が増えて忙しくしてました
平日はアテンドや工場訪問から見積計算やらダウンロードに精を出し
土日も発送から通関手配から婚活まで外を走り回り、
よくもまぁイジめてくれたな、という感じです

もてあます心の隙間をうめて心を落ち着かせるため、
愛用のリールはもう何度分解したかわからない


ようやく本格参戦のメドがついてきた僕のシーバス釣り
華南と香港地区で、これほど面白く、ゲーム性あり興奮する対象魚はいないと思います
魚体は美しく、ファイトも優雅、バイトはセレクティブで、バラシも多い

さまざまなルアーを駆使し、誘い、フッキングへいたる繊細な過程が必要な反面、
真っ暗な水面から飛沫を上げ飛ぶ白い魚体に興奮し、ネットインまで全く気を抜けないこの魚

一度釣ったらもうやめられません
お客から「仏の陸さん」と呼ばれる僕でさえ、最初の一匹を釣った時は歓喜の雄叫びを上げたほどです
これが、広州から4時間かけて国境越えても行っちゃう原動力でしょうか


香港のシーバス釣りはボートでのそれが有名ですが、
この冬は、陸からのシーバス釣りをもっと熱くさせてみたい、と思うのです

すでに仲間内でも出撃が開始されていますので、
これから新ポイントや有効パターン、実績も大きく伸びることは確実
(みなさんヨロシク、軍曹も頑張ります)
おかっぱりシーバスよ、今期も熱くさせてくれ!emoji


気温低下で僕の活性は急上昇emoji
ルアー準備は万全!
バージョンアップしたランガン用具も充実!
さらに低予算最速で行ける交通ルートも完成!
釣り減少でたまめた予算も十分!
婚活に失敗し、貢がなくて済んだ金で購入したニューロッドもまもなく到着!


あと心配なのは..  あの虫だけか...emoji



※いつもと文調が少し違うのは、いろいろから解放されてうれしさのあまり興奮しているからです

※トップの写真は3月の釣果のものです、シーバスはこの角度からの視線が一番グッときますね

広州の川でルアーのテストへ



2ヶ月近く釣りから離れているので、投げ方も忘れてしまいそうです
日曜日、仕事を終えて時間ができたため、前々からやりたかったルアーのテストをしに出かけました
といっても僕の家は広州市内中心にあるため、ルアーのテストが可能な足場のよい水場までは、
地下鉄を二回乗り換え、50分かけてやっとつきます
広州市内には珠江という川が流れていますが、どこも護岸整備がされ「過ぎ」ているため、
手すりや岸壁がじゃまでテストや練習には向かないのです

やっとついたのに、水がほとんどありません(汗)
生乾きになったヘドロが臭いったらありゃしない



あきらめて20分ほどあるいた所まで行き、ちょっとは水の深さもある場所へ
あんのじょう、水深も80センチほどしかなく、そのうえ手すりがあり水面まで3mある場所です
水もド茶色く濁っていて、水中視界は30cmあればいいところでしょうか

「だーめだこりゃ」

ミノーでもすぐ底をするので、トップ系のルアーを動かしたり、シンキングペンシルをちょっとだけ動かしただけで終了

これが、広州の川の通常レベルなんですよね
広州にはルアー釣りができる場所もありますが、それらは全て有料の管理釣り場
天然の釣りができる場所、いやテストできるような場所すら探し出せないのが現状です

まぁ、中国の沿海部をのぞく大部分の都市は、このような現状ではないでしょうか


こうした劣悪な条件下で天然の魚を探し出すのは大変ですが
だからこそ、この環境を生き抜く強い魚たちに挑んでみたいとも思うのです



.

フィッシング詐欺?にご注意!



「お。安いな、しかも送料無料か...」

1ヶ月ほど前、とある釣具をネットで調べていると、あるサイトを発見
800円程度のものなのに、1個からでも送料無料、しかもどこより安い
年中ビンボーの僕には助かります

しかし、ふと気がつきました
「あれ?そういえばこの店って、前と価格がやけに違うな...」
有名店でしたが、念のためにいろいろたどってみると...

1.記載された住所や代表、会社が全く違う
2.つじつまが合わない決済方法
3.よく見りゃドメインもおかしい


(う。こりゃ詐欺なのか?)
バナー広告からなにから「そのまんま」のパクりで、ぱっと見わかりませんが、



「全場」送料無料?、なぜか見慣れた言葉だ...
うーん、どうやらウチのシマ(中国)の者がご迷惑をおかけしてるんでは?
大胆だが、どっかでミスをするこのボケッぷりもますますそんな気が...

「詐欺」「釣具」「ショップ」などと検索すると、でるわでるわ...
どうやら複数の「釣具」ショップでこうした「コピー」サイトを作り詐欺を働いているようです
書き込みなどによると、振込先口座名はあんのじょう中国人名義
しかもここ2ヶ月ごろから頻繁に発生しているようです
釣具ショップサイトを集中して狙った詐欺事件のようですが、
なぜ釣具業界が狙われたかはよくわかりません

ここ最近、いつも楽しみにしていたfimoのブログサイトにアクセスできなくなりました
どうもfimo側でアジア圏からのアクセスを制限しているようですが、
この詐欺の一件も関係してるのかもしれません...


下記は僕のみた詐欺サイトです、こんなのは氷山の一角
ネットで調べると最低でも20程度のサイトが詐欺に遭われているようです

(釣具のポイント店を模した詐欺サイト)
http://www.buysome■■■■.com/ (見たい場合■■■■部分をshopと変えてください)
(釣具のますだ店を模した詐欺サイト)
http://www.labuy■■■■.com/  (見たい場合■■■■部分をshopと変えてください)

間違われないよう、リンクはしておりません
こうした偽釣具店サイトはここ数ヶ月でどんどん増えているようです
ネットにて釣具を買われる際は、十分にご注意ください

.

動画「トーマスルアー日記」を見ました



ネットをみていたらこんな動画を見つけました

「トーマスルアー日記~九龍湖バスハンティング」

このところ頻繁に登場するようになった、中国ルアー界の新カリスマ、
FLWトーナメンターのトーマス君の広州九龍湖での実釣&解説です

「トーマスルアー日記~九龍湖バスハンティング記」 上
「トーマスルアー日記~九龍湖バスハンティング記」 中
「トーマスルアー日記~九龍湖バスハンティング記」 下

※上記リンクが日本から見られるかは不明

3月撮影とあるので、オープンから少し経ったハイシーズンに撮られたようですが、
彼は解説をしながらも次々とBBを釣り上げていきます
トーマス君はアメリカ生まれの中国系華人、いわゆるABC(アメリカン・ボーン・チャイニーズ)だそうですので、独特の「華語」で話しますが、それがまた「海外から来た伝道師」的な説得力を持ちますね



今まで中国語での解説モノは「ルアーの動かし方」のようなものが多かったですが
このような戦略面での理論要求も増えてきたと言う事でしょうか
中国人の若者アングラーからはかなり重宝されるのではないでしょうか

これからの彼の活躍に期待したいですね

それにしても...
彼に一度食事会で会ったことありますが、こんなに話すタイプだったかな?
シャイな感じで、むしろ隣にいたケーキさんのほうが話していたような...
好きなことになると饒舌になるタイプなのかも
サインもらっとけば良かったかな、とちょっと後悔

.


















広州から香港への便利な行き方と裏ワザ



少し前にある奥様から質問を受けました
「よく広州から香港によく行かれてますが、どうやって行かれてますか?」
メールではお返事しましたが、もう少し詳しく


広州から香港へ行く交通手段では列車とバスが主流ですが
このなかでも速度的にも金銭的にもベストなのが、
広州-深セン(羅湖駅)をCRH列車で、入境ゲートを歩きで通過、香港でMTRに乗る方法です

「え?香港直通列車のほうが圧倒的に早くて便利でしょ?」
と言われると思いますが、発車前の時間も考えに入れると、そうでもありません

直通列車の問題点は、
1、発車便数が少ないため、待ち時間が長い(1時間に1便しかない)
2、待合時間が長い (発車数十分前から出国検査待機で待つ必要がある)
3、ホンハム駅でしか降りられない(この駅は香港各方面へ出るのに不便)
4、出入国審査に時間がかかる


4の審査に時間がかかる、が意外に感じるかもしれませんが、
直通列車は全国籍が一緒にイミグレの出入国審査するため、長い列に並ぶことになり非効率
ところが深セン羅湖駅のイミグレは若干歩くものの、イミグレは外国人と中国人、香港人が別なのです
外人団体観光客にあたらないかぎり、普段の行列は3~7人程度ですぐに順番が来ます

こうしてみると、直通列車は「発車してから」は早いのですが、ムダな時間が多くある事がわかります


そしてもう一つ、広州-深セン間のCRH列車は、
『購入列車の便より早い便に乗ってしまう』というショートカット技が可能です
広州東駅では基本的に乗車便のチケットの確認をしません
購入したチケットの便が12時発でも11時発の便に乗り込む事ができます
ただ、座席番号が無効になってしまうので、発車後に空いた所を探して座るか
列車内で立ちになります(たいてい途中駅で空席ができますので座れます)


CRH列車乗車直前の写真です、チケットの便より1つ前の便に乗車
慣れた中国人客はけっこうショートカットで乗ってます

僕は毎回この方法で香港に行っています
「広州東駅に到着して」からの計算で、最速は3時間30分で香港の佐敦に着きました
(切符を買う前段階の東駅到着時点からの計算ですよ)
直通列車では待ち時間の都合上、どうやってもこの時間内では佐敦に着けません

50元安く、時間も融通が利き、香港内もMTRに直接乗るので動きやすい
直通列車を利用するのは、事前に予定や時間が分かっていて、
チケットを予約購入できる時か、深センのゲートに入場制限がかかる連休の時期だけ使っています


ただ、不慣れなうちは直通のほうが分かりやすいかと思います
ショートカットも入場時にチェックがある時もあり、いつもできるとは限りませんので注意が必要です
また、香港から広州へ戻ってくる時もこのルートは使えます


バスについては料金も圧倒的に安く、香港各所へ行けるのでかなり便利です
これは今研究中ですのでまたの機会に



.

中国版「アウェイの洗礼」釣行計画



「アウェイの洗礼」というルアマガの企画があります

有名釣り師が未経験の場所に行かされて、制限の中3日間釣りをするという企画で、
面白い所が、現地で情報を集めポイントを探し手探りで釣らなければならないという点で、
不慣れな場所のため、よくあるスポンサー肝いりDVDと違い、てんで釣れないのです

名人がナビ地図や現地情報を頼りに一匹を釣るために苦悩する
これがまた面白く、勉強になるのです


今回の春節、タイミングが狂ったのと折からの円安で大損したので帰国をキャンセル
時間もあるので、どこかに自分版の「アウェイの洗礼」釣行に行こうと考えています

ま、自分の場合、ホームでも洗礼を受けっぱなしですが...

昨年は2回遠征釣行をしました
山東省威海のウォールアイと、上海のシーバスです
いずれもギリギリ釣れましたが、これかなり大変

日本の釣り師が海外遠征する際は、普通手厚い現地ガイドのサポートがあり
釣り場までは誰かが連れて行ってくれますが、僕の場合は当然全部自分だけ

中国の遠征釣行で大変なのは情報のなさの一言に尽きます
日本のように親切にどこのどの辺りでなんて情報は皆無
雑誌にだって地方名までしか載ってませんしガセネタも多い..
加えて釣り場は普通へんぴな場所にあるため移動手段がありません

そんな中場所を探し、交通手段、宿泊場所を探し、釣り場までたどり着かなければならない
山東省ではバスを降りてから釣り場求めて2時間さまよい歩いた事も

でもこういうのが、けっこう楽しいのです
釣れなくても、場所を探して必死でたどり着いて、ともかく竿が振れた
というのに喜びを感じる完全な変態気性なんですな

ちょうど昨年の今頃に、釣りに行きたい場所として挙げたのが上図の場所でした

山東省のシーバス ボート必要で断念
山東省のウォールアイ 釣行記へ
江蘇省のイエローチーク
安徽省のケツギョ
福建省のシーバス
上海のシーバス 釣行記へ
湖南省のスピニバルブス
江蘇省、浙江省のヘラブナ (日本ではバスよりヘラ釣りが好きでした)
台湾のエギング (台湾で働いている時にテレビでエギングを見て知ったのです)
新橿省でのノーザンパイク
海南省のジャイアント・トレバリー (GT)
北京のコウライハス (できればテンカラ釣りで)

装備が少ないのでルアー中心ですが、装備が許せば磯釣りもしたいところです
今回は冬である季節柄、できる釣りは限られてきますね
行けそうなのは福建か海南か


釣り場を探し出し、まずそこにたどり着けるかどうかが、
僕の「中国版アウェイの洗礼」の最大ポイントです
腕には期待してないので、釣れるかどうかは運と相談

現地の人と交流し、苦労しながら情報と手段を駆使して魚に会いに行く
目的地にたどり着けた時、「釣りができる」というそれだけの事にも感動できてしまいます


実は計画を練っている今このときが一番楽しいのかもしれません



.

プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。

可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
メールアドレス
tairiku55@■mail.com(■をgにおきかえてください)
≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
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