アメリカからのゲスト -中山釣行
VS バラマンディ久しぶりの中山、そしてウィークデーゲームです
今回はアメリカからゲストのお越しです
ブログを通じてご連絡をいただきましたMIKIOさんのご参加です
MIKIOさんと僕、そして「今日は中山へ出勤」の覆面Xさんの三人で釣行です
MIKIOさんはアメリカ在住、50代とはおもえないアグレッシブな方です
年間のほぼXX日を釣りに向けられるといううらやましいかたです
北米地区を始めタイなどの東南アジアでの釣り経験がめちゃくちゃ豊富
今回はぜひ出張先の中国で釣りをされたいということでご案内です
水温31.4度、経験する限りでは今までの最高水温です
水面にはあちこちで魚のものと思われるスイミングによる波紋がみられます
魚が動き回っています、これは期待できそうです
最近手に入れたレンジバイブ55のそっくりさんから始めます
水面付近から底まで速度も一通り試して反応なしですが、魚にコンコン当たってはいます
MIKIOさんはトップから開始です
「いやー魚がめちゃくちゃいますねー」
30分経過
三人で顔を見合わせます
(これだけいてなぜ食わない?)
そういえば水面の様子がいつもと違います
なんというか、魚が動きすぎ、それも動きが早すぎます
少ししてやっと僕に一匹
期待に反して、えらく時間がかかってしまいました
しばらくしてMIKIOさんにヒット!
さすがタイで巨大バラマンディを相手にされているだけあります
余裕のやり取りです
しかしこれを最後に再び三人とも沈黙
覆面Xさんはとみると、すでにここを見切って小さい池に移ってます
ロッドが立ってプルプルしている様子からするとキビレは順調に釣れているようです
MIKIOさんもキビレを釣りたいと小さい池に移動
僕はしばらく残るもやっと一匹だけ、とりあえず小池へ
MIKIOさんはこちらの池では大当たり
最初は4、5回連続で掛けるもラインが切れるなどして不運の連続も
それでもその後はすぐにキビレ、バラマンディと順調に釣られています
僕もレンジメタル32でキビレを数匹もMIKIOさんのペースには及びません
とにかく暑いので休憩は長めに、一度冷房に入ってしまうと外に出られません(笑)
MIKIOさんからアメリカやタイでのお話をいろいろお聞きできました
ブラックバスに多くの種類がいることや、僕が釣ったのとは全然違うウォールアイの話
アメリカでの生活
いやー、世界にはいろんな魚や釣り、生活があるものです、勉強になりました
長めの休憩後は僕だけ大池へ
覆面Xさんがその後ミノーで好調だったらしいのでまだ釣れるかなと
静ヘッドとR-32で泳がせるとこれがよかったようで続けざま3匹釣れましたが
簡単に引きちぎられるわ伸ばされるわで損失多し
最後の一個を慎重にまっすぐ刺し、まだラインを結んでないのに
「よっしゃ行けっ」と水面にポイと投げてしまい痛恨の自爆ロスト
網で必死にさらいましたが帰らぬ人に
R-32と静ヘッドはこうして使いきり(?)ました
小さい池では覆面Xさんがすごいペースでキビレを釣ってます
出勤日に釣りをしている後ろめたさはみじんも感じられません(笑)
MIKIOさんはキビレよりバラマンディのほうが釣れている様で、さかんに大きくロッドを曲げられています
しかしMIKIOさんはタフです、疲れ知らずです
今回は大池の活性は低く、小池のほうが調子は良いようでした
ラスト、最近では少ない中山恒例のお祭り(エサ撒き)開始です
大池でペンシルに変えて待ち受けます
ボコボコ出てきます
「おしい」、「違う、それじゃない」「もうちょい」...待つことしばし
「キタッ」
フッキング
と共に信じられないスピードで10mくらい突っ走ります
ドラグをユルユルにしてたので助かりましたが、今まで経験のない急突進
あがったのはなんと45cmくらいのサバヒー、こんなのが入っているとは意外でした
この後サバヒー4のバラマンディ1をここで釣りましたがサバヒーの突進がすごく
10mくらいを一瞬で引っ張っていきます
ジャンプの高さも半端ではなく、暴れたジャンプで陸に飛び上がってしまったものも
かなり楽しませてくれました
「これって、トップでサバヒー釣ったと言っちゃっていいんでしょうか?」
と聞くも覆面Xさんには却下されます
大池で水面を揺らしていた正体はどうもこのサバヒーのようでした
予想ほど爆釣できなかった中山ですが、いろいろと楽しめました
MIKIOさんにも楽しんでいただけたようで、一安心
釣果よりも、これまでまったく面識の無かったかたにお会いすることができ、
こうして釣りを一緒に楽しめたこと
違う国で暮らすご苦労などをお聞きできたことが
中国で生活する自分には大きな励みになりました
MIKIOさん、ありがとうございました
またご一緒できたらと思います
今回も遊んでくれた魚たち
そして、出会いを与えてくれた「忍者ブログ」に、感謝
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連続釣行その4- 岸壁ジギング試しも痛い目に
VS シーバス香港での連続釣行、ボートエギングとエサ釣り、野生のバラマンディ狙い、おかっぱりエギングを終えて広州へ戻ります
昼から広州で工場訪問のため10時くらいに列車に乗ります、
ちょっと時間もあるので寄り道でホンハムの埠頭へ
船エサ釣りで使ったベイトタックルがあるので
せっかくですのでずっとやってみたかった岸壁ジギングでも真似てみましょう
7時過ぎ着で2時間くらいは釣りができます
現地には多くの釣り人がいます
香港は本当に釣り人が多くて釣り方も多彩、釣り人天国です
「しかしこれこまったな」
岸壁に落とし込む適度な場所がありません
手すりでずっと囲われているため竿を出せません
しばらく歩くと、船が着岸するスペースがあり、ここなら出来そうです
まずは水深をみないと...
岸壁ジギングに必要な水深は最低5mほどらしいので、それがあるかどうか
「3-4mか...ギリギリかな」
使用したのはGUN吉30g
ちょっと前に投げて、底まで落としてシコシコ、クラッチをオープンして、フォールさせてまたシコシコ
ちょっと移動、またちょっと前に投げて、底まで落としてシコシコ、フォールで...
横に10メートルくらいしかやれる場所が無いので、ものの20分くらいで場所がなくなります
「......こりゃ飽きるな」
ジグを変えてみてもう一回
軽ければフォールの時間も稼げるかと思って15gのジグなんかも使うのですが
軽すぎてしまうと手元に伝わるシャクリの感覚やリズムが取れません
(なるほど、だから30グラムを使用するのか...)
勉強になります、やっぱりやってみないとわからんものです
しばらくそうやっていると、なんだかリールを巻く抵抗が変わってます
「なんかついてるな?」
出た、アイゴです
しかもきっちり口にフッキングしてます
(マジかよ、どういう理由があったらこうかかるんだ..)
恥ずかしながら僕はこれがアイゴとの釣りでの初対面です
記念に写真を撮って、フックをつかんでリリースを試みるもなかなか外れません
アイゴもびっくりして大暴れ
そのひょうしに右手に何度か当たります
「いてて、元気いいなぁ~」(笑)
なんとか外れて、リリース完了、ジギング再開です
.
...
.....
うん??
(アイゴ、、アイゴ、、確か何かあったな、気になることが...)
思い出せません、まあいっか
海魚に詳しい方、もうお分かりですね
僕はそのとき気がつきませんでした
数分もたたないうちにその答えが出ます
「い、痛い...」
手に強烈な痛みが襲います、痛さでベイトリールがうまく握れません
そうです、アイゴのヒレには毒があり、しかも数回刺されてしまったのです
刺されたところがジンジンとして、もうその部分をちぎって捨てたいくらいです
いそいで刺さったと思われる場所を数箇所口で吸ってなんとかなるかと格闘するもムダです
冷たいスプライトをぶっかけてもダメ
もう釣りどころじゃなくなり、涙目で一目散に逃げ帰りました
海の魚をなめていました、アイゴ君、自然の厳しさを教えてくれてありがとう (涙)
今回痛い目にあった埠頭ですが、ちょっと思いついたことも
次回はそれを試してみるつもりです
転んでもただでは起きないぞっと
.
香港連続釣行その3-おかっぱりエギング
VS アオリイカ朝8時半
かなり強い向かい風、強い波、そして強すぎる太陽光線
自然とは過酷だ...
しかもひとりでこんなところに...
前の晩のバラマンディ狙いの夜釣りから帰って就寝の4時間後すぐに地下鉄に飛び乗り
イカが釣りたいがためにもう釣り場に来てる、アホか自分は
さ、香港連続釣行の3釣行目です
この二日の不漁を少しでも回復したいところですが
波と風がいきなりの試練を与えてくれてます
水温27.1度で干潮、これからゆっくりと上げてきます、それにしても向かい風がきつい
岸岩を大きく回りこみ、とりあえず風が少しでも弱くなるあたりから開始です
一投目は風に押されほとんど飛びません
今度は弾道を低く投げるようにしてなんとか飛びます
風やら波でラインがみにくく着底が良く分かりません
しかもこういう時に限って偏光グラスを忘れてきてます
まぁいいや、とシャクり開始、
エギが近くに戻ってきて、波で大きく持ち上がります
「お?」
波の力でこちらに来るはずのエギが、スッと向こうへ不自然に戻るのが見えました
来たのか?と、とりあえずあわせると
乗ってます
2投目でいきなりのヒット!
そこそこの中型です
僕にしてはめずらしくの開始すぐのヒット
リリースしようとして、ふと最初の一匹が最後の一匹だった前の釣行の悪夢を思い出します
食べる用にとりあえず保冷袋へキープ
そのすぐあと、明確にわかるアタリでまた小さめのイカが釣れます
しょっぱなから今日はツいてるぞ!っと頑張りますが、続きません
とにかく風で前に届かない、思い切りキャストを繰り返すので疲れがたまります
それからポツポツと釣れて、11時ころには4匹に
炎天下の暑さとキャスト疲れでヘロヘロです
ここの問題は、日差しを避ける場所がないという点です
ようやく見つけた大きな岩の下にあるわずかな日陰に入り込み休憩
暑すぎてしまって気持ちが悪い上に、水もすでに2リットル近くを飲んでしまってます
もともとイカをさばいて食べる予定で、しょうゆもわさびもナイフも持ってきていますが
(だめだ、ここで食べたら吐いてしまう)
少し休んで、でもやっぱり釣りたいので影から這い出します
そしてTシャツを脱いで裸に(またかよ)
15分ほど歩いた先に行くと、風がいくらかましになってきました
ここで得意のアオリーQを投入
有名なサクラダイカラーです!!
(これで釣れなきゃ何投げてもダメだって!!)
気合十分で投げると、なんと一投目で根がかりロスト、ツいてません
(クーッ、またタックルベリーさんに行かないと...)
そこから気力を振り絞って2匹を追加
熱のためかカメラは起ちあがらなくなったりブレブレになったりでおかしいし
自分も暑さにやられてフラフラだったのでどう釣ったかはまったく記憶なし
小型も釣れます、カメラがおかしくなってブレまくり
14時ぐらいまで過ごして納竿です
売店を探して食べたアイスのうまいことといったらもう...
なんとか6匹を釣りましたがかなり疲れました
とにかく暑くて海に飛び込もうかと何度も思いました
(まあ波をかぶって全身ズブ濡れでしたが)
前回、7月頭に釣りにきたときよりもイカは確実に大きくなっていて面白いです
もうしばらくシーズンは続きそうです
少しずつ成長してたのしませてくれるイカ君らに感謝です
ちなみにイカは港で洗濯をしていたおばあちゃんにあげました
連続釣行ラストはあこがれの岸壁ジギング(のマネ事)でちょっと遊びます
場所はホンハム
ここでまたしても災難がふりかかります (泣)
.
連続釣行その2-ワイルド・バラマンディに挑戦
VS ワイルド・バラマンディもう日も落ちているというのに超のつく蒸し暑さ
PEラインとグレメタルを結ぶ手にボタボタと汗が落ちます
今回狙うのはいよいよのワイルド・バラマンディ(野生のバラマンディ)です
中山でさんざん釣った魚ですが天然野生ものを狙うのは初めてです
昨年末釣り場で出会った男の子から、深センの海でバラマンディを釣ったことがあると聞き
ことあるごとにずっと調べていました
バラマンディは海水に基本棲息するようですが汽水、淡水にも適応でき
さらに同族種のアカメも日本では海水と淡水の混じる河川にて釣れる事が多いようです
日本でのアカメ釣りは河川での夜釣り主体、シーズンは晩春から夏、初秋まで
広東地区、香港でのバラマンディ捕獲も汽水河川かベイエリアでの夜、そして夏に集中
どちらも夏魚の夜行捕食タイプだという点で共通してそうです
それらをふまえて、さらに過去に実績もある場所からここを選択
ただ、はっきり言って、野生のバラマンディに出会える確率は極端に低く
そんなに運よくは釣れないでしょうから、他の魚も釣れたらと気楽に釣行です
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水深をみますが、予想よりはるかに浅くおそらく1m切る水深、確かに干潮気味ですが、もっと深いと思ってましたので拍子抜けです
ここまで浅いとどうなんでしょうか...
バラマンディのために用意してきた秘密兵器、アカメ実績の高いエアオグル70を中心に
ミノー、小型バイブレーション使用でも反応はなし
シーバスもクソ暑いこの時期はここまでこないと聞いてますので覚悟してますが、それでも無反応は辛い
3時間ほど経過して、そろそろ帰っていいかなと思い始めたころ
シーンとしていた川面がだんだんと動き始めあちこちで小魚の波紋が立ち始めます
もう22時を超えているので頻繁だった船の出入りがなくなって落ち着いたからかもしれません
釣行を延長!
しばらくしたあと、ひさしぶりにR-32を使用
急に、「パン、パン」と何かがアタックしてくるショートバイトの感触が
1投で1-2回感触が来るのですが、食いつきません
大きすぎるのかとグラスミノーにすると、ピタリと反応が止まります
R-32に戻すと、またショートバイトの連続、切って短くしても同じです
30分くらいやってもショートバイトばかり、違うルアーへ変更
シリテンバイブ53、刃金64、B-太、レンジバイブ55、TN50...どれもピタリと反応なし
もうそろそろ交通機関も最終時間に近いなと思い始めたころ
投げたハニートラップ70Sにハードルアーで初めてのショートバイトが来ます
そのまま投げていると...
「きたッ!!」
やっとフッキング、出ました!
大陸スズキ、日本記録の150です!!! ....?
150センチ...いや、150ミリか...(泣)
ある意味これは記録的な小ささです (苦)
ずっとつついていたのはこいつらだったのでしょうか
苦笑いしながらリリースしました
0時近かったためすぐに荷物を片付け、釣り場を後に
ワイルド(野生)バラマンディに出会えなかったのはまあよしとして
いっそのことボウズにしてくれたらあきらめもつくのに、
こういう中途半端な結果だとまたやりたくなっちまうよ...
釣りの神様も罪な事をしてくれます
またチャレンジしろと言ってくれたのか、もて遊ばれてるのか...
ほんのちょっと夢のかけらをくれた釣りの神様と魚に感謝ですが
次回はもう少し気前の良いプレゼントを欲しいものです
暗い中ロッドを5時間振り続けて終了、宿到着は1時、就寝は2時でした
アホかと思われるかもしれませんが、この4時間後には眠い目をこすりながら僕はもう違う釣り場に向かっていました
ボートエギングの不漁を取り戻すべく、単独でのおかっぱりエギングです
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釣行その1-ボートエギングとエサ釣り
VS アオリイカさぁ、香港連続釣行、最初はアフィの提案のボートでのエギングです
彼いわく、1ヶ月前には1ボートで100匹以上だったそうです
台風後で場荒れして散っているとはいえ、大漁確実とのこと
彼の友達のボートで行き、前半エギング、後半魚釣りの二毛釣です
人数は僕も入れて6人
ボート二艘に分かれるのかな、と思っていると
なんとボートに6人乗っての出発
(これってエサ釣りの陣形だけどエギ投げれんの?) 不安先行
アフィですら、確かにちょっと多いな、と心配顔
14時半の出港
水温26.6度、風は強くなったり弱くなったり
出港15分ほど、最初にボートは小さな島の周りに着き、いっせいに開始
6人がボートの中でエギを投げる、しかもみんな島へ向けて投げたいんですから
どんな状況になるか想像がつくと思いますが、危ない危ない
口火を切ったのはアフィ
中型のアオリを引っ張ってきます
15分ほどやって誰も続かず、移動
「見切るの早くない?」と僕
「こんなの序の口さ、まだまだ釣れるポイントあるから」とアフィ
次に着いたのはどこかのちょっとした入り江
後ろの兄ちゃんが釣れます
黙々と取り込んで船の活水プールにぶちこみます
僕のうしろのおやじさんが根がかりで仕掛けを結びなおしているスキをみて
少し振りかぶってロングキャスト
そこから数回シャクった時、ズンという手ごたえがあります
(よっしゃ、一匹目!)
あきらかに今まで釣ってきた中で自己記録の大きさです
取り込んでもらうと、即座にプールに連れて行かれてしまいます...
「あっと、写真撮りたいんだけど」
「え?まぁいいじゃないか、もっと釣れるから大きいので撮れよ」とにいちゃん
「そーだよ、最低2ケタ釣れるんだし、あとであとで」と
「あそう、じゃあいっか...」
(最低2ケタか...こりゃ楽しみだ)期待が膨らみます
甘かった..
まさかこれが、僕の最初で最後の一匹になろうとは...
このとき夢にも思いませんでした
。。
。。。。
みんななにも話さなくなりました....
想像以上に釣れません
ボートはとにかく移動が早い
15分くらいするとすぐ次へと6-7箇所くらい移動します
ここはじっくりやりたいな、と思っても船長裁量で問答無用の移動
忘れたころに誰かが釣るという感じで、ポツリ、ポツリ釣れているようですが
みんな首をかしげながらシャクっています
先月とはぜんぜん違う状況に驚いている様子です
しばらくすると、彼らの言う「イカの巣」と呼ばれる絶好ポイントへ入ります
ここでなんとかアフィが釣りますが、
僕には一向にきません
出港から2時間ほど経過の18時手前ほど、みんなが動き出します
「イカは釣れないからこのくらいにして、魚に行くって言ってる」とアフィが言います
(え?まだ2時間ちょいしかやってないのに?)
うーん...でも従わざるを得ません
いつも終盤で釣るパターンの僕としてはこれからなのに...無念のエギング終了
「ダメだったなぁ...台風後はいつもこうなるなぁ」
「次は二人で行こう、ずっとエギ専門でやれるし」とアフィも不完全燃焼のようです
まだ未練を残したまま、ボート釣行の第二部である魚釣りへ移動になったのです
ボートで少し行くと、そこは巨大なテトラの集合壁でした
(これはスゴい...)
写真だと伝わりにくいですが、テトラが城壁のように積まれ壮観です
他の人の仕掛けをみてみます
ひとり、カジキ用の超デカリールをセットしているツワモノがいます
8センチ長の針がついてます
(ゲ・・冗談だろ...どんだけ大物がいるんだ)
アフィはとみると、サビキみたいな8本針
みんなバラバラ
僕はというと前日に急にエサ釣りもやると言われたのでオモリが無く、
ワーム用のバレットシンカー10gを代用した1本針
エサは冷凍エビの身です
バスロッド代用のベイトリールでスルスルと落としていくとやがて底に着きます
水深10メートル前後
底を取って少し巻き上げ、たまに上下に誘います
やはりPEラインは優秀です
着底の様子やなにか障害物に当たった感じまで分かります
しばらくすると「プルッ」というアタリが
合わせても釣れません
即アワセは効かないようです
アタリがきたらしばらく食わせてあわせると、来ました!
カサゴです
底をとって、上下させて、待機、やがてプルプル、この繰り返し
なかなか合いませんが、この感触がたまりません
(こ、これはオモシロすぎ!)
他の人もポツポツ小型が釣れています
ところが数匹釣るとすぐに時合いはすぎたようで、またも沈黙です
アフィ、釣れません
「眠いよ..シャクりたいよ...」
眠らないようになにか独り言を言っています
静か過ぎるので、少しだけもっていたルアーからショアラインシャイナーを投げていると
20センチほどのカマスが(後で考えるとバラクーダだったかも)釣れるというおまけ付き
途中から全く釣れなくなった為引き上げになりました
僕、アオリ1匹、カサゴ数匹、カマス?1匹
アフィ アオリ3匹、カサゴ1匹
他の人はアオリ2-3匹、小魚数匹という感じで終了
帰りのボート内は不漁のためか行きのテンションはどこへやらの沈黙航行
100匹の夢はこうして崩れ去りました
寄港して少ない獲物をみんなで分けます、僕は分け前いらないので参加なし
アフィ「オレが300HKドルで3匹、1匹100HKドルか...おまえは300HKドルで1匹、1匹300HKドル」
「プッ、高すぎ」
僕 「おいおい忘れてるぜ、僕は中国製2本と日本製1本のエギを失ってるからね」
アフィ「じゃ1匹400HKドルか!このイカだけ輝いてみえるよ」 (笑)
「今日はエギングが2時間ちょっとしか出来なかったから、次は二人でエギングだけで行こう」
「了解」
僕はエサ釣りも面白かったですが、やはりもう少しエギングだけやりたかった気もします
次回は主導権がとれてもう少し伸び伸び投げられる人数で行きたいものです
ボートエギングでまさかの一匹という釣果でしたが、これが自然の厳しさです (泣)
いろんな場所が見れて、エサ釣りも楽しめました
誘ってくれたアフィやその仲間たち
遊んでくれたイカや魚たちに感謝です
香港連続釣行その2、次はもっと苦戦の予想されるナイトゲームです
.
海でエサ釣りもするの?
VS エサ釣りなどその他アフィから突然連絡があり
「ボートエギングの予定だったけど、ボートエギング+魚釣りにしないか」との事
出発前で突然言われてもちょっと困るのですが、魚も釣ってみたい
「何が釣れるの?」と聞くと
「良く分からないけど、ナンヨウチヌ、ハタ、フォーフィンガースレッドフィン、サバとか?」
「とか?」
「いや俺も良く知らないんだ、行ったことない所だし」
「とにかく魚自体は大きくなくて500グラム級中心で、冷凍エビのえさで釣るらしい」
「船の船頭が薦めてくれて、それいいなって」
「3時ころ出港で、暗くなるまでエギングやって、夜は魚ね」
半ば強引に決まりました
エサ釣りの準備も前知識もないまま、とりあえず道具をそろえてみます
(どうみたってとりあえずの釣りしかできんな...)
もう一日あれば買い揃えたりできますが、時間的にもうムリです
「使用するハリとハリスの号数と水深とか教えて」
「いや、適当で。水深は30あるらしいよ」
(適当?それじゃ準備ができない...)
「まぁエギングがメインだから適当にでいいよ、仕掛けなかったら貸すし」とアフィ
釣る気あんのかいな...
とりあえず、ナンヨウチヌ20-30センチを標準に、以前買ってあったチヌ針で、
これもエギング用に使っていたフロロを使って針とハリスを結んで仕掛けを作ります
どのサイズの釣り針がよいかぜんぜん分からないので、持っている全ての号数で
それぞれ2本ずつ作ります
港まで行っていたら仕掛けを作る時間などありません
とりあえずハリスだけは先に準備しておかないと
リーダー結束のノーネームノットを覚えるのにかなりかかったのに、
針を結ぶ外掛け結びや内掛け結びはすぐに出来ます
日本にいるころ散々作ったヘラブナやコイの仕掛けの要領をいまだ体が覚えています
(しまった、瞬間接着剤がない...)
結束後の接着固定ができません、大物がきたり緩んだらほどけるかも
フロロなので硬くてなおさら心配です
(ケミホタルもないぞ)
(オモリも3つしかない)
(このオモリも30メートル水深をちゃんと落とせる重さじゃないし)
(アフィはエギはやるけど、魚については今までほとんど話をしなかったけど大丈夫か...)
まぁこんな手探り不安な状態ですがなんとかやってみましょう
エサ釣りに関しては自信なし、期待はしないでください
実はもうひとつ、僕にはかなり大きな不安要素があるのですが
それはまた釣行後に
台風後の香港でエギング
VS アオリイカここ数日は台風の影響による大雨風で釣りは回避となり
来週へ持ち越しとなり、仕事で香港行きのついでにとりあえずの釣行となりました
今回は新しいポイント、船で渡る小さな船着き場です
台風はまだ海南島を通過中
香港もまだかなりの風が残るため、これを回避するため風裏に当たる場所です
雨の後は釣り難いとされるアオリイカ、実際はどうでしょうか
水温28度、潮は満潮からの急激な下げ、風は少しだけあります
ただ、水は青いのですが、透明度がないほんのり白くぼやっとした雨後の濁りです
この場所、かなり有名なため多くのエギンガーが来ると予想してましたが
台風直後のため僕のほかには10人くらいの家族客(エサ釣り)、このおじさんと一組の夫婦だけ
船で着いて早々、エギングをはじめたおじさんがミニのイカを釣って走ってきます
このおじさん、1.5mほどの先が折れたロッドにナイロンライン、
エギもシンカーがひん曲がってるもので投げています
一緒に平行してやってるぶっこみ&投げ釣りのほうがメインのようです
おじさんの話では、ここに通いだして10年近く、7、8年前だと一日最高50匹もイカ釣れたことがあるとか
最近は有名になりすぎてエギンガーに叩かれ、釣れない場所になったのだとか
(さっきみたいなミニミニサイズまで根こそぎ持ってかえるからじゃないの...)
「こっちこっち、ここの浅場に小さいのが2、3匹いるよ、やってみなよ」
おじさんが呼んでくれます
「いいよ、子イカ釣ってもおもしろくないから、キャストして釣るよ」と大人なこだわり宣言
おじさんもなかなかイカが抱かず飽きたのか、本命のぶっこみ釣りを始めました
久しぶりの海に期待は大きく、燃えます
ここまで中止になってきた海釣行のうっぷんを晴らすべく、元気良くキャストを開始したのでした
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4時間経過
照りつける太陽に流れ落ちる汗
「うーむ・・・」
なんの動きもありません
他の釣り客はたまに小さな魚が釣れて歓声が上がっています
さすがに気が落ちてきて、気分転換にジグなんかも投げてみますが
根拠もなく投げては当然釣れません
おじさんがぶっこみ仕掛けをたたんでいます
「もうやめちゃうの?」
「もうすぐ船が来るからね」
「え?まだ一時間あるでしょ」
「いや、今日は都合で30分早く来るってさっき言ってた」
(マジかー (゚д゚) )
(そういや降りるときなんか叫んでたな)
広東語に関しては聞き取り能力がほとんどない僕は、船頭が言ってた意味が分かっていませんでした
(マズいな、あと30分で釣れる自信ないし、かといってここまで来てボウズじゃ...)
あわてて先ほどの子イカ拒否宣言撤回、ミニイカいじめ開始(汗)
もうサイズにこだわっていられません(笑)
さっきおじさんが釣っていた場所で小さくシャクリ続けます
出てきました、ミニイカが
ところがこれが、なかなか...なかなか...
手すりがあるところなのでそこから半身を乗り出して下を向いて釣るため
しばらくすると頭に血が上って気を失いそうです
加えて濁りがイカのシルエットをぼかして見難いことといったら...
超しぶとく誘ってなんとか1匹
ごめんね
「おー、なんとか空军(ボウズの事)脱出したな(笑)」とおじさん
(ほっといてくれ)(笑)
もう一匹は横から抱かれてしまいます
「の」の字を書く様にロッドを動かしてあわせて、なんとかもう一匹
写真を撮ってすぐにリリース(くれって言われる前に)
ここで気がつきました
「こいつら急降下するフリーフォールにしか反応してない...」
そういえば今日は風もあるしアタリを取りたいのででテンションフォールばっかりで
フリーフォールを忘れていました
(しまった、落ちの早いフリーフォール中心にしてたら、ひょっとしたら...)
気がついても後の祭り、もう時間はありません
船はすぐにきて納竿
そうそう、エサ釣りした家族連れやおじさんは
カサゴやらキスやらフグ、アナゴ、見たことない魚まで小さいながらも
いろいろと釣れていました
今度はぶっこみ釣りも並行しても面白そうです
なんとかボウズはまぬがれたものの、すこし悔いの残る結果でした
おじさんは5匹の子魚と1匹のイカの釣果、少なすぎるそうです
毎回大雨の後には淡水をきらった魚が少し沖に出るので子魚しか残らず、イカも釣れないとか
すぐ近くに山からの流れ込みもあるので雨水も大量に流れ込んで釣り難くなるとの事
またすぐに香港へ来ます、今度はひさしぶりのアフィとのボートエギングから
暑い日中を避けたナイトゲーム、新規のポイント開拓と釣り三昧です
どんな釣りをしようかと考えながら、
デモで揺れる深センから広州へ帰りました
釣れてくれた子イカ、香港の自然に感謝です
.
再び東ガンでレッドコロソマ釣り
VS レッド・コロソマ広州からバスで2時間、雨の中東ガン塘厦へ到着
ふたたびバスを乗り換えるころには雨も止んで晴れ模様
釣りのためならバス移動もなんのその
むしろ、こんなバスや列車の旅も楽しみの一つです
釣り場到着は10時過ぎ
雨上がりの晴れ天気、最悪のじっとり暑です
「げ、場所がないな...」
雨がやんだばかりだというのにかなりの釣り人の数です
小さなひとだかりがあるので見てみると、先着のサンペイさんが釣れています
相変わらずのスピードキャッチです
いつもの赤外線温度計を忘れたので水温はわからず
とりあえず対岸の空いたところにて開始
開始早々いきなりヒット、30センチちょっと
ついてます
先日そろえたランガン用ランディングネットでの記念すべき一号です
ここからパタリと当たりません
ルアーを変更する度に手元にボタボタと汗が落ちます
「うぇ、気持ち悪い...」
草に囲まれたところのため「草いきれ」がひどく、吐きそうです
早々に場所変更
といっても今回は場所変が容易ではありません
とにかくどこに行っても人人人...
3-5m間隔で人がいるため入る場所が見つかりません
やっとみつけたのは電線の下、上の電線にからまるのが怖くてこの間10mくらいは人がいません
こわごわ投げているとガコンと一匹、35センチくらい
これを見ていたエサ釣り師が幅寄せしてきてスペースがなくなり、あえなく移動
もう少し奥にはいるとコンクリの高台になったところがあり、ここにはさすがに人もいません
場所探しに疲れてきて移動をやめて粘っているとラインがものすごく横動きするアタリが
あわせるとかなり遠くでコロソマが連続で大ジャンプ
数回の「バシーン」という超ハデな音ですっかり周囲の注目を集めてしまいます
釣り師が10人ほど集まって観戦に
(バラすと笑われそうだな...)
慎重に、慎重に
ネットをスタンバイする一連の動作
肩からはずす、タモ部を起こす、キャップをはじいてはずす、伸ばす、伸ば...
(の、伸ばしにくい...)
40センチという柄のコンパクトさが逆に短すぎて片手でうまく伸ばせません
モタついてしまいます
(そうか、だから60センチを切る仕舞寸の柄が少ないのか...)
なんとかランディングして、これが40センチちょい
次のアタリはものすごく走るので期待したのですが、スレのレンギョ
ランディングネット泣かせの多汁魚、泣く泣く取り込みます
両方ともリリースしましたがギャラリーからはブーイング(逃がすならくれってことです)
見ていた釣り師がまたも寄ってきて釣り始めます、こうなるともう投げれない...
しかし恐ろしい釣り人の数です
これだけ広大な釣り場なのにスキマがありません
しかも驚くことに、かなり頻繁に釣れています
一人当たり半日で20匹は出るかというペースです
テラピア中心に、フナ、コイ、レンギョ、ソウギョ..
さすがにコロソマは釣れないようですがこの魚影の濃さは驚きです
レッドコロソマのルアー釣りは線の釣りではなく点の釣りになるため
1ヶ所あればしばらくキャストすることもできますが限界があります
この釣り人の数は正直きつい
どうしようもないので島への渡し橋の上で釣ります
これも気をつけないと岸から入っている投げ竿の仕掛けを拾ってしまい、
両岸から竿を出している人とオマツリすること4、5回
さらに公園に遊びに来た若い子達が橋をひっきりなしに渡り
「なんだそれは、何が釣れる?」といちいち立ち止まって聞いてくるため気が散るし危ない
ランディングネットを伸ばすのにモタついてバラした後に
なんとか一匹を釣り、見ていたおじさんとその愛人らしき女の子に質問攻めされ
写真を撮ってくれとせがまれたので魚を持たせて写真を撮ってあげます
こうなるともうわけが分かりません
(コロソマに噛み付かせてやればよかったか...)
広州へ戻るバスの最終が18時なので早めに撤収
コロソマは計4匹釣果で終了、いやもう竿が振れただけでも満足
ランディングネットの使い方もなんとか分かりました、次こそ誰もいない海へ行きます
いやはや観光の人も含めすごい人の数でした
下の写真は釣り場風景です
これだけいてコンスタントに釣れているのですから相当な魚影の濃さです
次はエサ釣りで訪れてみたいものです
猛暑のなか遊んでくれた魚たちに感謝です
プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。
可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
メールアドレス
tairiku55@■mail.com(■をgにおきかえてください)
≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
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