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中国で釣り!!中国釣熱大陸

中国でヘタな釣りを楽しむ僕の記録。 出会った魚、ルアーや釣具紹介、釣行記など

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香港連続釣行その3-おかっぱりエギング



朝8時半
かなり強い向かい風、強い波、そして強すぎる太陽光線

自然とは過酷だ...
しかもひとりでこんなところに...

前の晩のバラマンディ狙いの夜釣りから帰って就寝の4時間後すぐに地下鉄に飛び乗り
イカが釣りたいがためにもう釣り場に来てる、アホか自分は


さ、香港連続釣行の3釣行目です

この二日の不漁を少しでも回復したいところですが
波と風がいきなりの試練を与えてくれてます
水温27.1度で干潮、これからゆっくりと上げてきます、それにしても向かい風がきつい

岸岩を大きく回りこみ、とりあえず風が少しでも弱くなるあたりから開始です


一投目は風に押されほとんど飛びません
今度は弾道を低く投げるようにしてなんとか飛びます
風やら波でラインがみにくく着底が良く分かりません
しかもこういう時に限って偏光グラスを忘れてきてます

まぁいいや、とシャクり開始、
エギが近くに戻ってきて、波で大きく持ち上がります

「お?」

波の力でこちらに来るはずのエギが、スッと向こうへ不自然に戻るのが見えました
来たのか?と、とりあえずあわせると

乗ってます
2投目でいきなりのヒット!
そこそこの中型です
僕にしてはめずらしくの開始すぐのヒット

リリースしようとして、ふと最初の一匹が最後の一匹だった前の釣行の悪夢を思い出します
食べる用にとりあえず保冷袋へキープ

そのすぐあと、明確にわかるアタリでまた小さめのイカが釣れます


しょっぱなから今日はツいてるぞ!っと頑張りますが、続きません
とにかく風で前に届かない、思い切りキャストを繰り返すので疲れがたまります


それからポツポツと釣れて、11時ころには4匹に
炎天下の暑さとキャスト疲れでヘロヘロです

ここの問題は、日差しを避ける場所がないという点です
ようやく見つけた大きな岩の下にあるわずかな日陰に入り込み休憩
暑すぎてしまって気持ちが悪い上に、水もすでに2リットル近くを飲んでしまってます
もともとイカをさばいて食べる予定で、しょうゆもわさびもナイフも持ってきていますが

(だめだ、ここで食べたら吐いてしまう




少し休んで、でもやっぱり釣りたいので影から這い出します
そしてTシャツを脱いで裸に(またかよ)


15分ほど歩いた先に行くと、風がいくらかましになってきました
ここで得意のアオリーQを投入
有名なサクラダイカラーです!!
(これで釣れなきゃ何投げてもダメだって!!)

気合十分で投げると、なんと一投目で根がかりロスト、ツいてません
(クーッ、またタックルベリーさんに行かないと...)


そこから気力を振り絞って2匹を追加
熱のためかカメラは起ちあがらなくなったりブレブレになったりでおかしいし
自分も暑さにやられてフラフラだったのでどう釣ったかはまったく記憶なし


小型も釣れます、カメラがおかしくなってブレまくり


14時ぐらいまで過ごして納竿です
売店を探して食べたアイスのうまいことといったらもう...

なんとか6匹を釣りましたがかなり疲れました
とにかく暑くて海に飛び込もうかと何度も思いました
(まあ波をかぶって全身ズブ濡れでしたが)
前回、7月頭に釣りにきたときよりもイカは確実に大きくなっていて面白いです
もうしばらくシーズンは続きそうです


少しずつ成長してたのしませてくれるイカ君らに感謝です
ちなみにイカは港で洗濯をしていたおばあちゃんにあげました


連続釣行ラストはあこがれの岸壁ジギング(のマネ事)でちょっと遊びます
場所はホンハム
ここでまたしても災難がふりかかります (泣)


.

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釣行その1-ボートエギングとエサ釣り



さぁ、香港連続釣行、最初はアフィの提案のボートでのエギングです
彼いわく、1ヶ月前には1ボートで100匹以上だったそうです
台風後で場荒れして散っているとはいえ、大漁確実とのこと

彼の友達のボートで行き、前半エギング、後半魚釣りの二毛釣です
人数は僕も入れて6人
ボート二艘に分かれるのかな、と思っていると
なんとボートに6人乗っての出発

(これってエサ釣りの陣形だけどエギ投げれんの?) 不安先行
アフィですら、確かにちょっと多いな、と心配顔


14時半の出港
水温26.6度、風は強くなったり弱くなったり

出港15分ほど、最初にボートは小さな島の周りに着き、いっせいに開始
6人がボートの中でエギを投げる、しかもみんな島へ向けて投げたいんですから
どんな状況になるか想像がつくと思いますが、危ない危ない


口火を切ったのはアフィ
中型のアオリを引っ張ってきます



15分ほどやって誰も続かず、移動

「見切るの早くない?」と僕
「こんなの序の口さ、まだまだ釣れるポイントあるから」とアフィ

次に着いたのはどこかのちょっとした入り江
後ろの兄ちゃんが釣れます
黙々と取り込んで船の活水プールにぶちこみます

僕のうしろのおやじさんが根がかりで仕掛けを結びなおしているスキをみて
少し振りかぶってロングキャスト
そこから数回シャクった時、ズンという手ごたえがあります
(よっしゃ、一匹目!)

あきらかに今まで釣ってきた中で自己記録の大きさです
取り込んでもらうと、即座にプールに連れて行かれてしまいます...

「あっと、写真撮りたいんだけど」

「え?まぁいいじゃないか、もっと釣れるから大きいので撮れよ」とにいちゃん
そーだよ、最低2ケタ釣れるんだし、あとであとで」と

「あそう、じゃあいっか...」
(最低2ケタか...こりゃ楽しみだ)期待が膨らみます



甘かった..

まさかこれが、僕の最初で最後の一匹になろうとは...
このとき夢にも思いませんでした


。。

。。。。


みんななにも話さなくなりました....
想像以上に釣れません


ボートはとにかく移動が早い
15分くらいするとすぐ次へと6-7箇所くらい移動します
ここはじっくりやりたいな、と思っても船長裁量で問答無用の移動


忘れたころに誰かが釣るという感じで、ポツリ、ポツリ釣れているようですが
みんな首をかしげながらシャクっています
先月とはぜんぜん違う状況に驚いている様子です


しばらくすると、彼らの言う「イカの巣」と呼ばれる絶好ポイントへ入ります

ここでなんとかアフィが釣りますが、
僕には一向にきません


出港から2時間ほど経過の18時手前ほど、みんなが動き出します

「イカは釣れないからこのくらいにして、魚に行くって言ってる」とアフィが言います
(え?まだ2時間ちょいしかやってないのに?)
うーん...でも従わざるを得ません
いつも終盤で釣るパターンの僕としてはこれからなのに...無念のエギング終了


「ダメだったなぁ...台風後はいつもこうなるなぁ」
「次は二人で行こう、ずっとエギ専門でやれるし」とアフィも不完全燃焼のようです



まだ未練を残したまま、ボート釣行の第二部である魚釣りへ移動になったのです




ボートで少し行くと、そこは巨大なテトラの集合壁でした
(これはスゴい...)
写真だと伝わりにくいですが、テトラが城壁のように積まれ壮観です


他の人の仕掛けをみてみます

ひとり、カジキ用の超デカリールをセットしているツワモノがいます
8センチ長の針がついてます
(ゲ・・冗談だろ...どんだけ大物がいるんだ)

アフィはとみると、サビキみたいな8本針

みんなバラバラ


僕はというと前日に急にエサ釣りもやると言われたのでオモリが無く、
ワーム用のバレットシンカー10gを代用した1本針

エサは冷凍エビの身です

バスロッド代用のベイトリールでスルスルと落としていくとやがて底に着きます
水深10メートル前後


底を取って少し巻き上げ、たまに上下に誘います
やはりPEラインは優秀です
着底の様子やなにか障害物に当たった感じまで分かります

しばらくすると「プルッ」というアタリが
合わせても釣れません
即アワセは効かないようです
アタリがきたらしばらく食わせてあわせると、来ました!




カサゴです


底をとって、上下させて、待機、やがてプルプル、この繰り返し
なかなか合いませんが、この感触がたまりません

(こ、これはオモシロすぎ!)

他の人もポツポツ小型が釣れています
ところが数匹釣るとすぐに時合いはすぎたようで、またも沈黙です



アフィ、釣れません
眠いよ..シャクりたいよ...」

眠らないようになにか独り言を言っています

静か過ぎるので、少しだけもっていたルアーからショアラインシャイナーを投げていると
20センチほどのカマスが(後で考えるとバラクーダだったかも)釣れるというおまけ付き

途中から全く釣れなくなった為引き上げになりました


僕、アオリ1匹、カサゴ数匹、カマス?1匹
アフィ アオリ3匹、カサゴ1匹
他の人はアオリ2-3匹、小魚数匹という感じで終了
帰りのボート内は不漁のためか行きのテンションはどこへやらの沈黙航行

100匹の夢はこうして崩れ去りました



寄港して少ない獲物をみんなで分けます、僕は分け前いらないので参加なし

アフィ「オレが300HKドルで3匹、1匹100HKドルか...おまえは300HKドルで1匹、1匹300HKドル」
    「プッ、高すぎ」
僕  「おいおい忘れてるぜ、僕は中国製2本と日本製1本のエギを失ってるからね」
アフィ「じゃ1匹400HKドルか!このイカだけ輝いてみえるよ」 (笑)

「今日はエギングが2時間ちょっとしか出来なかったから、次は二人でエギングだけで行こう」
「了解」

僕はエサ釣りも面白かったですが、やはりもう少しエギングだけやりたかった気もします
次回は主導権がとれてもう少し伸び伸び投げられる人数で行きたいものです


ボートエギングでまさかの一匹という釣果でしたが、これが自然の厳しさです (泣)
いろんな場所が見れて、エサ釣りも楽しめました

誘ってくれたアフィやその仲間たち
遊んでくれたイカや魚たちに感謝です



香港連続釣行その2、次はもっと苦戦の予想されるナイトゲームです
.

台風後の香港でエギング



ここ数日は台風の影響による大雨風で釣りは回避となり
来週へ持ち越しとなり、仕事で香港行きのついでにとりあえずの釣行となりました

今回は新しいポイント、船で渡る小さな船着き場です
台風はまだ海南島を通過中
香港もまだかなりの風が残るため、これを回避するため風裏に当たる場所です
雨の後は釣り難いとされるアオリイカ、実際はどうでしょうか


水温28度、潮は満潮からの急激な下げ、風は少しだけあります
ただ、水は青いのですが、透明度がないほんのり白くぼやっとした雨後の濁りです

この場所、かなり有名なため多くのエギンガーが来ると予想してましたが
台風直後のため僕のほかには10人くらいの家族客(エサ釣り)、このおじさんと一組の夫婦だけ
船で着いて早々、エギングをはじめたおじさんがミニのイカを釣って走ってきます

このおじさん、1.5mほどの先が折れたロッドにナイロンライン、
エギもシンカーがひん曲がってるもので投げています
一緒に平行してやってるぶっこみ&投げ釣りのほうがメインのようです

おじさんの話では、ここに通いだして10年近く、7、8年前だと一日最高50匹もイカ釣れたことがあるとか
最近は有名になりすぎてエギンガーに叩かれ、釣れない場所になったのだとか
(さっきみたいなミニミニサイズまで根こそぎ持ってかえるからじゃないの...)


「こっちこっち、ここの浅場に小さいのが2、3匹いるよ、やってみなよ」
おじさんが呼んでくれます

「いいよ、子イカ釣ってもおもしろくないから、キャストして釣るよ」と大人なこだわり宣言
おじさんもなかなかイカが抱かず飽きたのか、本命のぶっこみ釣りを始めました


久しぶりの海に期待は大きく、燃えます
ここまで中止になってきた海釣行のうっぷんを晴らすべく、元気良くキャストを開始したのでした


-

---

------

4時間経過

照りつける太陽に流れ落ちる汗

うーむ・・・

なんの動きもありません


他の釣り客はたまに小さな魚が釣れて歓声が上がっています
さすがに気が落ちてきて、気分転換にジグなんかも投げてみますが
根拠もなく投げては当然釣れません


おじさんがぶっこみ仕掛けをたたんでいます

「もうやめちゃうの?」

「もうすぐ船が来るからね」

「え?まだ一時間あるでしょ」

「いや、今日は都合で30分早く来るってさっき言ってた」

(マジかー (゚д゚)  )
(そういや降りるときなんか叫んでたな)

広東語に関しては聞き取り能力がほとんどない僕は、船頭が言ってた意味が分かっていませんでした

(マズいな、あと30分で釣れる自信ないし、かといってここまで来てボウズじゃ...)


あわてて先ほどの子イカ拒否宣言撤回、ミニイカいじめ開始(汗)
もうサイズにこだわっていられません(笑)
さっきおじさんが釣っていた場所で小さくシャクリ続けます

出てきました、ミニイカが

ところがこれが、なかなか...なかなか...
手すりがあるところなのでそこから半身を乗り出して下を向いて釣るため
しばらくすると頭に血が上って気を失いそうです
加えて濁りがイカのシルエットをぼかして見難いことといったら...

超しぶとく誘ってなんとか1匹
ごめんね



「おー、なんとか空军(ボウズの事)脱出したな(笑)」とおじさん
(ほっといてくれ)(笑)

もう一匹は横から抱かれてしまいます
「の」の字を書く様にロッドを動かしてあわせて、なんとかもう一匹
写真を撮ってすぐにリリース(くれって言われる前に)

ここで気がつきました

「こいつら急降下するフリーフォールにしか反応してない...」


そういえば今日は風もあるしアタリを取りたいのででテンションフォールばっかりで
フリーフォールを忘れていました
(しまった、落ちの早いフリーフォール中心にしてたら、ひょっとしたら...)
気がついても後の祭り、もう時間はありません


船はすぐにきて納竿

そうそう、エサ釣りした家族連れやおじさんは
カサゴやらキスやらフグ、アナゴ、見たことない魚まで小さいながらも
いろいろと釣れていました
今度はぶっこみ釣りも並行しても面白そうです

なんとかボウズはまぬがれたものの、すこし悔いの残る結果でした
おじさんは5匹の子魚と1匹のイカの釣果、少なすぎるそうです
毎回大雨の後には淡水をきらった魚が少し沖に出るので子魚しか残らず、イカも釣れないとか
すぐ近くに山からの流れ込みもあるので雨水も大量に流れ込んで釣り難くなるとの事


またすぐに香港へ来ます、今度はひさしぶりのアフィとのボートエギングから
暑い日中を避けたナイトゲーム、新規のポイント開拓と釣り三昧です
どんな釣りをしようかと考えながら、
デモで揺れる深センから広州へ帰りました



釣れてくれた子イカ、香港の自然に感謝です

.

香港でエギング勝負! 墨客vsアオリーQ




「よっしゃー、2匹目ー!!」

(なに?またかー!?)

見ると相棒Hのロッドが曲がっている
早くも2匹目
(やるなぁ、さすが生粋のソルトファイター(海の男)は違う)


今回の釣行はエギング、香港のちょっとした磯場
青い空に白い雲、青い海に白い波のブルーホワイトのコントラストが美しすぎる夏景色です


11時過ぎ到着、水温29度、満潮から下げへ向かう時間帯
昨日は遅い時間から夜まで3時間ほど香港島で一緒にエギングするもボウズ
そのリベンジ戦のしょっぱなから彼は飛ばします

(ムキー!、こちらにはアタリもまだないのに!)ヽ(`Д´)ノ
さすが親子三代、一族全員釣り好き、晩のおかずのために釣りをしてきたサラブレッドは違う
初めての場所でも水を得た魚のようにターゲットを捕らえます


まず感心するのがポジショニングというか、場所選定がうまく

どこにターゲットがいそうか、
どこに立ったらエギング姿勢に向いているか、
風、潮流、ラインコントロール的に有利か
さらに、どこならお気に入りの靴に波をかぶらないか

これらをちゃんと考えてポジショニングしているようです
イカの捕食の動きが遅いとみて
ときどき竿を立ててステイさせて間をあたえるといった操作もします
(こやつ、若いのに老練な手をつかいおる…)


1時間しても釣果なし、もはや遊んでいられません、マジにならなくちゃ
流れを変えようと中国エギ使用を止め、今までの釣行で調子良かったアオリーQの
新調達エギを投入です(ちなみに値段差は5倍)
本気になりすぎて、なぜか服も脱いでいました



数投後、荒波の切れ間からアタックしてくるイカの姿を、一昨年まで視力2.0だった僕の目が捕らえます
(最近は年のせいか視力1.5しかありません(笑))
十分にもっていかせて、一匹目
水面近かったためスミを数メートルぶっ飛ばされて体にまでかかります、脱いでてよかった

これで「おスミつき」をもらったのかやがて2匹追加
相棒Hの匹数を抜きます
でもすぐ相棒Hも一匹追加
そのあとさらに釣った一匹はデカい
大きさでも数でも抜かれます


が、さすが信頼のアオリーQエース、こちらもすぐに巻き返し
底でのステイから2匹釣れ、大きいものの相棒Hのサイズには少し及ばず
ところが調子に乗ってステイし過ぎたためアオリーQ様が帰らぬ人に
潮の流れに少し乗せてドリフト気味にスライドさせる動きもけっこう効くようで
中国産エギでも2匹追加できました


その後立ち寄った入り江で相棒Hが3匹追加、僕が1匹のミニサイズを釣り
抜きつ抜かれつの競争の末、僕、相棒Hともに仲良く8匹の同数、二人合計で16匹
ただ、中国製エギ「墨客」でやり通した相棒Hのほうがコストパフォーマンスと技量では上でした
さすが
釣ってシメたイカ3匹は港にいたおばちゃんにプレゼント
残りは全てリリース、16時ころ納竿しました


お互いシーバス竿を代用して使うエギングでしたがちゃんと釣果にもなり大満足
いやぁ、自然っていいものです
今回はとても大都会香港とは思えない青白のコントラストを堪能できました

未だ多くの自然資源を残す香港
今日も多くのことを学ばせてもらいました
釣れてくれたアオリイカ君らに感謝です


相棒Hの一匹目、ガッツポーズ中


最高に調子のよかったアオリーQエース


中国エギでも釣れました


青と白のコントラスト、途中天気雨は降りましたが気持ちいい天気でした


-

香港エギング-良き旅と出会いと



エギングのおもしろさがわかりかけてきたこのごろ
今回は香港の島へ渡ってのエギングとなりました
エギングのビデオを見ていると、大半は防波堤の上からのエギングが多く
足場も良いし波もないのでエギングの習得にはもってこい
今までの場所は岩場や磯だったので、防波堤でじっくりやりたいと思ってました

駅のプラットフォームを降りて階段を上がると、いかにもエギングをするといった装備の人が
話しかけるとやはりエギングに行く香港人でした

彼の名はアフィ、33歳
エギングはここ数年ハマっていて毎週のように行くとか
「今日はどこに行くんだい?」と聞くので行く予定の島の名を答えると
「ああ、そこは昨日行ったけど1匹だけ、俺と別のところへ行こうぜ」と言います

彼にまかせて場所を変更することに
彼の向かう先も離島
フェリーに乗り海を疾走、横切る景色と風が気分爽快!

船の上でいろいろな話をしました
「俺の子供の頃は魚なんか陸からバンバン釣れたんだよ」
「一番の問題は保護意識の差、ほら、日本だと小さいのは漁師も自主的に逃がすだろ」
「でも香港は根こそぎさ。売れない小さいのもたたいて養殖魚のエサにしちまうんだ」


船はとある船着場に到着。みたところ釣り人は皆無
「ここは秘密の穴場さ」
突き出た小さな堤防で開始 10時ジャスト、水温26.9度、満潮からの下げ潮 横風あり

「こことあそこらへんはどうも網が多いみたい、あそこは岩が出てるから根掛りやすい」
「根がかると痛いから、着底を避けるか、大陸製エギでやったほうが無難だよ」
「水深は3-5mかな。特に底につけなくても来るよ」
的確なアドバイス


ほどなくしてアフィが一匹目
「はっはー、手版(コロッケサイズ)だ」 15センチくらいの小さなアオリ
「最近はどこもミニサイズばかり、なかなか大きいの来ないね」

僕も最初の一匹、やっぱりコロッケサイズ
小さいからか明確なアタリはなく、なんとなく糸が不自然という感触だけ
お互いに2、3匹ほど釣った時点でイカが小さいと判断
僕は持っている最小の3.0号へ、アフィは2.5号へ変更
僕は大きくシャクり長くフォール、アフィはマメに竿をふわつかせてちょっとスイミング気味にするタイプ
彼は着実にアタリを拾っていきます
特にうまいのがサイトで、見えるイカを釣るのが非常にうまい

僕も手前にいるイカでチャレンジ
ちょっとエギが大きいのか怖がってなかなか抱きつかない
でもなんとかGet
この過程でイカがどう接近し抱きつくかが良くわかり勉強になります
「な~るほどね~」(レベルアップの予感)




「ヘイ!俺もいよいよ日本製エギを出動させたぜ」
ニッコニコになりながらYO-ZURIのエギを投げています

数匹釣るも手のひら大のリリースサイズばかりで大きいのがこない
「今の時期ボートで沖に出たら大きいのはいるけど接岸してるのは小さいなぁ」


「アゥー!!」
振り向くとアフィが大きく竿を曲げて苦悶の表情。どうやら根掛り
「日本製を根掛けちまったよ…」
もう泣きそうに目をウルウルさせています
「あれメチャ釣れたのに…」悔しそうに何度も海面をみながら、見事な指さばきでFGノットでラインを組んでいます


僕はシーバスへのリベンジで夜釣りもあるため13時に納竿、船待ち
アフィは彼女への土産サイズを釣ると居残り
僕の釣果は計8匹でそのうちサイトは2匹。小型ばかりですが短時間でよく釣れました
アフィは11匹、そのうちサイトで4匹。巧みなロッドさばきがみごとでした

「今度は船借りてでかいのいこうよ」
良い釣友ができました



中国、香港など海外で釣りをする以上、現地アングラーの存在は無視できません
そして彼らもまた日本のアングラーとの交流を求めているかと思います
決まった場所で一人釣りに打ち込むもよしですが
たまにはぶらっと違う場所で新しい出会いを求めてみるのも良いものです
僕はたとえ釣れなくてもそんな記憶に残る釣りが好きですね


釣れてくれた香港アオリイカ君たち
一緒に釣りをしてくれたアフィ
きっかけを与えてくれたGさん
よき出会いを与えてくれた香港に「非常感謝!」
 


ちょっとした船着場のようなポイントです

ダイワ・ミッドスクイッドにも

船で行く景色は本当に最高!

このあたりに売っている冷凍パインです
ほんのりした甘さが暑さを飛ばしてくれます


香港エギングで昨夜のうさ晴らし



前日晩のシーバスはバイトすらなく悲しい結果でした

が、昼の用事まで時間があると見て朝からアオリイカ釣りへ出撃
香港島深浅水湾のおかっぱりエギングです
今回の指令は、宿のオーナーさんへのお土産を釣る事

前回は8匹釣れたとはいえコロッケサイズ中心でリリースばかり
今度は食えるサイズを釣らなければ!

現地着は8時少し前 潮止まり、水温26.1度
まずはワンド先端の突き出たところから
風がかなり強い(泣)
1時間ほどなにも動静なし
さらに1時間。移動しながら探るも何の気配もない

「あちゃー。エギング釣行はじめてのボウズか…」
岩場から波堤付近で少し深くなっているところで
よく釣れているアオリーQの3.0号レッドを投入

「ムズッ」
という小さなアタリ
やっと一匹。またもコロッケサイズ
「・・・・まあなんとかボウズにはならなかったか」

少し浅いようなので比重軽めのヤマシタのオレンジのエギへ変更
足元にちっちゃなイカがいるのを発見
落とし込むと寄ってきたのだが、エギ手前でいきなり墨を吐いて逃走
「なんだろ?」とよく見ると50-60センチくらいのダツ
5匹ほど回遊していてこいつらがイカを追い払っているのでしょう

帰宿まであと30分
少し大きく移動して沖へ遠投
着水後すぐのスラックジャーク後のフォール待機時に

「ババン」
という今まで体験したことない大きなアタリが

あわせるも乗らず
「しまったー、油断したー」(泣)
まだ追いかけてくるかもとそのまま継続すると
またも「バン」とあたってきた(喜)

今度は落ち着いてあわせることができたものの
けっこうな引きで抵抗する

「こりゃでかいかも」
慎重に寄せると、さほどでかいわけではなく400-500gほどのアオリ
足だけのバンザイ掛りだったためかなり引いたのだと判明
うん、刺身にするにはちょうどいい大きさのお土産サイズ!

11時には納竿
思えばエギングはいつも3時間くらいしかやれてないなぁ
エギングではボウズなし(たいした数ではないですが)ので相性は良いかも(笑)
それにイカの透明感がなんとも癒されます


船に乗ればさらに大きなイカが釣れると聞いています
機会があればぜひチャレンジしてみたいものです


いつも釣れてくれる香港のアオリイカに感謝しなくちゃ


海はかなり透明度が高いです
ちなみにこれは以前紹介の携帯型赤外線水温計です


香港島でのエギング



今回はお客さんを送りついでに香港で釣ってきました
香港島南の深水湾でのおかっぱりエギングです
香港で一緒に昼食を食べ、空港行きバスへ乗ってもらい行動開始もすでに13時

前日寝ずの徹夜で工場だったのでフラフラ
調べておいたバスもよく分からないため思い切り行き過ぎてしまい30分も引き返したり、ポイントを探したりで着いたのは17時
初めての場所はどうしてもこうなってしまいます
でも香港の田舎山道が実家の山道に似ていてなんだか懐かしいです


17時。日暮れまで2時間あるかないか
水温27度、潮は18時が潮どまり、左風あり

今回のポイントの海岸線には高級別荘地があり、そこを一本のジョギングロードが通っていてその前でエギング
エサで小物を釣っている人はいるがエギの人はいない

「場所を間違えたかも・・」

とりあえず開始
前回のエギングの教訓を活かし今回はそれを踏まえて
白のPEライン、重めのエギ、カーブフォール、風の回避、巻取量を考えたリール操作・・・
今回の場所はかなり浅いのですが、前回と違い波があまりなく水面も近いのでやりやすいです


20分ほどしたころ「トーン」という反応あり

「こ・れ・か・あー」 一匹目をGet

前回は波も強くアタリもわからないまま、わけもわからず釣れましたが、今回はしっかり「釣った」と実感しました

さらに数分後、さっきと同じアタリで2匹目
海底の岩が黒いからかイカも保護色で真っ黒


別荘にはたくさんのガイジンが住んでいるようで、ジョギングをしたり犬の散歩をする人がしょっちゅう通りかかります
オクトパスかと聞くのでスクイッドだと答えるとフーンとうなずく
誰もくれとは言わない、さすが別荘地の住民は余裕だな・・・

2匹ともリリースして(最初のはカメラに墨を浴びせられてコケたので逃げました(泣))
それ以降はアタリなし
寝てないためフラついて足を踏み外しそうなので暗くなりきる前に撤収(またここから帰るのが大変だった・・・)

帰りは暗くなってましたが、向かいに見える山をケーブルカーの光が灯していて最高にきれいです
2時間でしたが釣果2匹。満足です

釣りに大らかな住民とやりやすい釣り場を提供してくれる香港に感謝!


翌日は日中シーバスに挑戦
日中ゲームでも釣れるか試してやるぞと意気込んで宿に帰りました







香港でエギング初釣行へ



連休中はメンバー釣行に参加
今回は香港清水湾でのエギングです

待ちに待ったエギング
去年の秋ごろから行きたいなぁと思って本を読んだりビデオを見たり予習万全

11時ポイント着、水温18.8度、潮見表では潮止まりから上げ
ポイントは磯場のようなところで、かなり危ない
波が打ち寄せてくるので注意しないと波をかぶる
予習どおり1段、2段と鋭く大きくを心がけてシャクる

みなさんエギは初めてで、大半がバスロッドを転用
なかにはベイトタックルなんてかたも
僕も当然初めて


開始そうそうメンバーさんがでかい1杯目をGet
透き通る褐色の肌、ピロピロする足、美しい~
もう見るからにうまそう!

波を恐れて離れていると飛距離がかせげず、波打ち際にひっかかる恐れもあるので
ちょっとした高台をみつけてそこでキャスト

しばらくしてゴミを拾ったようなズシリとした感覚があり、
あげていくと水面には海草のような黒い影がぼやっと
「ゴミかぁ・・」と思うとエギのカンナ部分に触覚のようなものが見える
よく見るとイカが!

初めてエギングでアオリイカをGet!
しっかり〆ました

ポイントを移動してもう1杯Get、今度は小型


釣れたとはいっても狙って釣った感じとはほど遠く
使用したファイヤーラインEXTはグリーンのため水面でまったく見えないため
ラインを見ながらのアタリとりは不可能なうえ、
波がガンガン寄せるのでラインコントロールも手探り
エギのフリーフォールで抱いてくる事だけを「信じて」の祈り釣りです
それだけにシャクる事だけは集中してました

よく釣れてくれました、ありがとう(笑)


15時過ぎに納竿
三時間ほどの釣行でしたがメンバー計3匹で、イカを僕がさばいてみなさんと

「甘~い」

釣りたてがこんなに甘いとは!

打ち寄せる波、香港とは思えぬ澄んだ水、心地よく吹く風・・・
普段の広州の喧騒がうそのようです
「ああ、自然っていいなぁ」


初経験のエギングでタックルからアクションまで学んだ事多数
次の釣行ではこれを活かしてチャレンジしたいものです


大都会とは思えぬ自然のポイントを提供してくれる香港
不慣れな操作をする僕のエギを抱いてくれたアオリイカ
感謝です






プロフィール
HN:
アンディ(大陸改め)
性別:
男性
自己紹介:
中国広東省深セン市在住(16年までは広州市)
かつては相当な釣りキチ少年でした。小、中学生時は学校を終えるといつも川へ行き、図画の授業はいつも魚の絵ばかり。高校大学はバスやヘラブナに。ところが中国に来てからは釣りとは疎遠になっていました。そんな自分が釣りを再開。それも中国で。

可能な限りおかっぱりで釣りをする事にこだわってます。いつも遊んでくれる魚たちに感謝しつつ、日本とは違う魚や環境、中国の釣道具に一喜一憂しながらも楽しんでいます。
好きな魚種はシーバス、アオリイカです
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≪近況≫
だいぶ涼しくなってきましたね、暑さは苦手なのでよい季節です
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